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kawazu-jin 河津人

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静岡県河津町

養蜂業
三村 正美(みむら まさみ)さん
長野 74歳 
町内で養蜂業を営む。伊東市内に店舗を構え、はちみつ、ミツバチの販売を行う。小学生や一般向けに養蜂体験ワークショップを行うなど、ミツバチの生態や養蜂業の啓蒙活動も行っている。

■ミツバチと共に歩んだ50年
ミツバチ一筋50年、養蜂業を営む三村正美さんにお話を伺いました。もともと東京でアパレル関係の仕事をしていた三村さんですが、親方との出会いにより養蜂の世界に飛び込むこととなりました。45年前、喘息を患っていたお父さんの療養先として、空気のきれいなところへ移住しようと伊豆の移住先を探していたところ、「蜂の巣箱、置いても大丈夫だよ」と河津の人々が歓迎してくれたことをきっかけに河津町への移住を決意しました。「河津の人のやさしさのおかげで、この仕事ができている」と三村さんは当時を振り返ります。
ミツバチの社会は、人間の社会にそっくりでそれぞれ異なる性格を持ちながら、みんなが役割を持ち、生命活動を維持しています。「まるで、自分が巨人になって、小人の世界をのぞきこんでいるよう」と三村さんはミツバチの魅力を語ってくれました。明治時代から始まったといわれる西洋ミツバチの養蜂技術は、まだまだ解明されていないことも多く、三村さん自身もミツバチからたくさんのことを学び、今でも1年目のような気持ちで日々試行錯誤しています。「ミツバチに何かあればすべて私の責任。ミツバチの世界にお邪魔している気持ちで、日々向き合っている」と話す様子から、ミツバチと三村さんの絆を感じました。優しさ溢れる三村さんが出荷するはちみつはおいしいこと間違いなしです!

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