第34回河津桜まつり みんなで守り 楽しむサクラ

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今年も河津桜の季節が始まりました。毎年この季節には、「今年は早咲きかな?遅咲きかな?」「あそこの桜はもう咲き始めていたよ」と町民の間でも河津桜の話題で盛り上がります。そんな様子から河津桜と共に生活し、桜を見守る人々が河津桜を大切に思う気持ちが伝わります。

・河津桜まつりを支える人々
2月1日にはオープニングセレモニーが開催され、第34回河津桜まつりが開幕しました。新型コロナウイルス感染症5類移行後初めての開催となる河津桜まつりには、国内のみならず海外からも多くの観光客がやってくることが予想されます。より多くの人々を迎え入れるために、町内ではたくさんの人々が河津桜まつりを支えています。

・河津町観光協会
実行委員会本部事務局として、あらゆる場面で河津桜まつりの運営に携わります。桜まつり終了後から次の桜まつりに向けて反省会や検討会を重ね、準備を進めます。桜まつり期間中には観光客の迷い人の対応から、メディア対応までさまざまな対応を行い、まさに河津桜まつりを支える人々です。

・かわづふるさと案内人
河津の観光ガイドとして、河津桜まつりに訪れた観光客に向けて町内のガイドを行っています。地元の人ならではの情報を知ることができ、実際に参加した観光客からは大好評です。「河津を訪れた人がまた河津に来たくなるようなおもてなしを」と、情報交換やガイドの研修を熱心に行っています。

・河津桜守人の会
将来にわたり河津桜発祥の地を守り育んで、訪れる人々を温かく迎え入れていく郷土を目指し河津桜の保護育成を行っています。定期的な巡回や、河津桜の剪定講習、剪定作業など河津桜まつりに向けて、通年河津桜の保護育成活動に取り組んでいます。河津桜を美しく咲かせようという熱い志を原動力に、守人たちは日々の活動に取り組んでいます。

■進化を続ける河津桜まつり
開催34回目を誇る河津桜まつりはこれからも進化し続けます。
今年もさまざまな新企画が用意されました。

○河津夜桜ビール列車2024
2月12日(月・祝)、18日(日)、25日(日)　@伊豆急行(伊東駅～河津駅間)
町観光協会が作成したクラフトビールを片手にライトアップされた河津桜を鑑賞できるツアーが新しくできました。昼間とは異なる幻想的な夜桜を堪能できます。また、伊豆の踊り子が車内でおもてなしをします。

問合せ：伊豆急行株式会社
【電話】0557-53-1116

○河津桜テラス特設座席
河津桜まつり期間中　@踊り子温泉会館隣接
河津桜を特等席で楽しむことができる新スポットが登場!地元の旬の幸を使った会席弁当を味わいながら、ゆったりと桜並木を望むことができます。完全予約制となっており、訪日外国人向け予約サイトも開設しました。

問合せ：河津町観光協会
【電話】32-0290

○SPAC観光演劇「伊豆の踊子」スペシャルバージョン
2月18日(日)15：00～15：30　@ループ橋町営駐車場　無料
劇団SPACと演出家多田淳之介がタッグを組み、川端康成の小説を舞台化した観光演劇「伊豆の踊子」。河津桜まつりではスペシャルバージョンとして30分の短いパフォーマンスが行われます。

問合せ：河津町観光協会
【電話】32-0290

○ひびのこづえ氏プロデュース「Rinne」ダンスパフォーマンス
2月17日(土)(1)17：00～17：30(2)20：00～20：30
@ループ橋町営駐車場　無料
ひびのこづえ氏による、海から広がり生まれた不思議な衣装と2人のキュートなダンサーによる、パフォーマンス。夜桜を背景にループ橋のダイナミックな円形の中で行われる新しい「Rinne」が誕生します。

問合せ：河津町観光協会
【電話】32-0290

■Voice　～河津桜まつりと共に～
○河津桜まつりを支えて20年
河津桜まつり警戒支援本部
玉木　優吾さん=松崎町=

私たちは、河津桜まつり関係者と共同で安全に開催できるよう、来訪者の整理、迷い人の対応、会場の巡回などに当たっています。
運営に関わり20年が経過しました。できる事は僅かですが河津桜発祥の地を楽しむ皆さんに安心して楽しむ時を過ごしてもらえるよう頑張りたいと思います。

○美しい河津桜を守り続けます
河津桜守人の会
代表　森田　光衛さん=浜=

河津桜を楽しみに来てくださった観光客が気持ちよく桜を観賞できるよう、1年かけて手入れをしてきました。守人の会もメンバー不足が深刻ななか、勉強会や視察を重ねて、日々の作業に活かしています。河津桜まつりのメインは何といっても河津桜です。この桜を守り、たくさんの人に桜を見に河津へ来てもらいたいです。