相馬 大夢(そうま ひろむ)さん
筏場 24歳
相馬鉄工 有限会社
■鉄のなんでも屋さん
「仕事を通して家族、地元に恩返しをしていきたい」と語る相馬大夢さん。「鉄のなんでも屋」として規模の大小に関わらず、鉄製品の製作から設置まで幅広い仕事を担っています。中学3年生の時に家業を継ぐことを決心し、高校から地元を離れ知識、技術を培ってきました。入社後も顧客からの幅広いニーズに応えるために資格取得の勉強は欠かしません。覚えることが多く大変な時もありますが、「形が残る仕事」のため工事完成時の安心感や達成感があり、やりがいに繋がっています。仕事外でも商工会や消防団などの組織に所属し、地域のために活動しています。若年層が少なくなってきている中での貴重な若者として、幅広い年代の方々との意見交換、自らの意見を発信することで知見を広めています。また、小中高と天心会に所属し、剣道をやっていたことから現在もOBとして後輩たちへの指導を行うと共に自らも稽古をし、リフレッシュの機会としています。河津に帰ってきてから5年。「新人」という立場を卒業した今、これからは自ら考えて動き、下の世代を引っ張っていく立場であるという強い決意を持ち、あらゆる方面から町を支えていきたいと語ってくれました。
【取材】土屋龍聖さん(民間広報協力員)
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