「お知らせ」長年精進された技能者を称えて 令和5年度沼津市技能功労者の表彰

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市では、長年にわたりひとつの職業に従事する職人の皆さんを、技能功労者としてその功績を称えています。今年度、受賞された建築大工や左官など19人の皆さんを紹介します。
詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。

■受賞者の喜びの声
眞島一浩さん(石工)
40年の長きにわたって、確かな技術力で、墓石や石碑の製作に励んでこられました。

○沼津市技能功労者に選ばれて
石材業を営む眞島さんは、創業174年となる眞島石材工業
墓石や石碑の製作のほか、墓石の耐震化を考え、コーキング施工を取り入れて安全安心な建立を行ってきました。
石材業は機械を使いながら作業することが主流となっているそうです。「昔は石を磨いたり字を彫ったりするのは全て手作業でした。今は主に機械を使いながら製作していますので、このたび技能功労者に選ばれたことに恐縮しています」と話してくれました。

○思いを形にすることをこれからも
眞島さんは「墓石や石碑は100年先もその先も形に残るものだからこそ、依頼者の思いを受け止め、ひとつひとつ丁寧に製作しています」と話します。
港口公園にある、第二次世界大戦中、リトアニアでユダヤ人に「命のビザ」を発給した外交官・杉原千畝夫妻の顕彰碑を製作したのも眞島さんです。「顕彰碑建立に携わることができたのもご縁あってのことです。杉原夫妻の足跡をゆかりある沼津に刻むことができて光栄に思います。この先も真心込めて製作を続けていきたいですね」と力強く抱負を語ってくれました。

問合せ：商工振興課
【電話】055-934-4749