民生委員ってどんな人?

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皆さんは民生委員をご存じですか?民生委員は民生委員法に基づき、地域から推薦・選出され、厚生労働大臣から委嘱された非常勤特別職の公務員(無報酬)です。任期は3年(再任も可能)。民生委員の活動は個人の私生活に立ち入ることもあるため、知り得た情報に対しては、守秘義務が課せられています。
児童福祉法に基づき、こどもの成長を見守る「児童委員」を兼ねていることから、「民生委員・児童委員」とも呼ばれています。

◆民生委員はどんなことをするの?
民生委員は、以下の3つ役割を担っており、地域福祉の維持に大きく貢献しています。
(1)住民の困り事や心配事を聞く「相談役」
(2)相談を聞いて関係機関を紹介する「つなぎ役」
(3)安全に安心して生活できるように地域を見守る「見守り役」

◆活動のイメージ
≪担当地区≫
[困り事を抱えたさまざまな世帯]
高齢者だけの世帯、障害がある人がいる世帯、子育て世帯、妊産婦がいる世帯、母子・父子世帯、生活困窮している世帯など

≪民生委員≫
•身近な相談役
•行政などへのつなぎ役
•見守り活動　など

≪関係機関≫
湖西市、地域包括支援センター(恵翔苑・湖西白萩・燦光・光湖苑)、社会福祉協議会、児童相談所、西部健康福祉センター　など

≪担当地区≫
↓(相談)　↑(支援)
≪民生委員≫
↓(つなぐ)　↑(依頼)
≪関係機関≫
↓(支援)　↑(相談)
≪担当地区≫

◆活動中の民生委員にインタビュー
Q.民生委員になって良かったことは何ですか?
A.年代の違う人たちと知り合うことができました。担当地区の人々には「話ができてスッキリした」、「また来てね」と笑顔で言っていただけるようになりました。必要に応じて、市役所や地域包括支援センターなどにつなげて少しでも安心して暮らせる手助けができるように心がけています。

◆見守り(訪問)活動
民生委員活動である見守り活動の様子です。一人暮らしの高齢者を中心に「元気でいるかな?」、「安全に暮らしているかな?」と気にかけて訪問しています。訪問時は、熱中症や認知症、特殊詐欺、交通安全などの情報も交えながら話を伺っています。
※詳しくは、本紙5ページをご覧ください。

◆地区会への参加
定期的に、地域包括支援センターと連携して、見守り活動の情報共有を行う「地区会」を開催しています。
地区会では、特に見守りが必要な人がどのような様子であったのかを共有し、今後の活動に生かしていきます。
見守り活動を通じて、多くの人が安心して生活できる地域を目指します。

◆「いきいきサロン」への参加
地区社会福祉協議会が実施する「いきいきサロン」の運営をお手伝いしています。
「いきいきサロン」は、高齢者が地域で健康に生活できるよう、健康体操や生活に役立つ講座を実施しています。
写真は、9月に住吉地区社会福祉協議会で実施した、「いきいきサロン」の様子です。この日は、講師を招き口腔(こうくう)機能について学びました。
※写真は本紙5ページをご覧ください

地域福祉の維持・向上には民生委員だけでなく、私たち一人ひとりが協力し合うことが大変重要です。ご理解・ご協力をお願いします。

問い合わせ先：地域福祉課
【電話】053–576–4873
【FAX】053–576–1220