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自治体の皆さまへ

12月は地球温暖化防止月間 私たちにできる温暖化対策

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静岡県湖西市

■温暖化が進むと…
このまま温暖化対策を行わないと、2100年までには気温が最大5.7℃上昇すると言われています。産業革命以前の気温からの上昇を1.5℃以内に抑える努力をすることが世界の目標になっており、国内外で脱炭素への動きが加速しています。

・熱中症をはじめとした健康への影響
・豪雨による洪水や土砂災害など災害リスクの上昇
・脱炭素に対応できないと事業者はサプライチェーンから除外

■なにをすればいいの?
湖西市は2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指しています。この実現には、市民・事業者・行政が連携して温暖化対策を進めていく必要があります。市は2つの行動計画を策定し、対策に取り組みます。

◆湖西市地球温暖化対策実行計画
それぞれの立場から温室効果ガス排出量削減の取り組みを進めるための行動計画です。

▽市民
太陽光発電や蓄電池、電気自動車などを家庭に導入し、節電によって家庭からの温室効果ガスの排出を減らします。さらに、環境イベントへの積極的な参加や家庭ごみの削減、資源化に努め、温暖化に対する意識を高めます。

▽事業者
省エネ診断や排出量算定ツールの使用により、自社の温室効果ガス排出量を認識し、省エネ設備への更新を進めます。さらに環境セミナーへの積極的な参加を通じて、社員の脱炭素に対する意識を高めます。

▽行政
脱炭素に関する情報を発信し、市民や事業者が脱炭素の行動を実施できるよう、支援制度を充実させます。主な支援制度は次のページ(以下■お得に温暖化対策してみませんか?)をご覧ください。

◆湖西市気候変動適応計画
私たちは気温が上昇した環境に適応する必要があります。その適応策をまとめた計画です。

▽行政
農林業や自然災害、健康、自然生態系などの分野ごとに適応策を進め、市民や事業者へ情報提供を行います。

▽市民・事業者
行政からの情報を積極的に収集し、熱中症対策や緑化の推進、外来生物の理解促進、節水意識の向上に努めます。

■お得に温暖化対策してみませんか?
家庭で毎日使用している器具・機械のほとんどが電気を使用しています。電気代が上昇している昨今、電気使用量を減らすことは環境にも家計にも優しい行動です。湖西市では、節電につながる器具の購入補助などを行っています。

◆湖西市の補助制度
1.家庭用コージェネレーションシステム
都市ガスやLPガスを利用して発電。発生した廃熱で給湯も可能。
補助額:一律6万円

2.家庭用蓄電池
発電した電気をためて、効率的に使用できる。停電時の備えにも。
補助額:10,000円/kWh・上限4万円

3.V2H充放電設備
V2H:Vehicle to Home(自動車から家へ)
電気自動車への充電だけでなく、自動車から住宅などへ給電ができる装置。
補助額:一律4万円

4.低公害車〈電気自動車、PHV、燃料電池車〉
補助額:電気自動車・PHVは一律5万円、燃料電池車は一律15万円

※1~3は、1世帯1回限り。4は、1人1回限り。

◆国・県の補助制度
国や県では、省エネ住宅に関する補助を行っています。詳しくは、各担当窓口にお問い合わせください。なお、国と県の補助は併用できないことがあります。
※市の補助制度との併用はできます。

※時期によっては申請の受け付けを終了している可能性があります。その場合は、次年度の参考にしてください。

問い合わせ先:環境課(脱炭素推進室)
【電話】053–576–4921
【FAX】053–576–4880

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