◆政治・経済分野にジェンダーギャップあり
ジェンダーギャップ指数とは、男女の違いで生じている格差を表すものです。日本は2023年度版で146カ国中、過去最低の125位。特に政治138位、経済123位と順位が低迷しています。
◆静岡県のジェンダーギャップ
3月8日の国際女性デーには都道府県別指数も公表されました。行政、教育、経済、政治各分野で分析され、静岡県は特に経済分野で42位と遅れが目立っています。その中で、フルタイムの仕事に従事する男女比の項目は19位であるにもかかわらず、賃金格差の項目となると、41位なのです。男女の賃金格差は、年齢が上がったときの役職の違いが影響すると分析する報告もあります。女性の勤務年数や管理職の少なさがこの差を生むようです。
女性が定着し活躍できる職場がある地域は、男性にとっても魅力的でしょう。経済的ジェンダーギャップを縮めるための方策に注目しましょう。
▽昨年11月の「KOKOまつり」市民課ブースでは、「各国の国会議員に占める女性の割合」をランキング形式で発表し、来場された方の感想をコメントでいただきました!
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