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自治体の皆さまへ

個別避難計画をご存じですか?

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静岡県湖西市

個別避難計画とは、避難行動要支援者(高齢者や障害者など自らが避難することが難しい人)が、大地震や大雨など災害が発生したときに慌てずに避難するため、「いつ」、「だれと」、「どこに」「どうやって」逃げるのか一人ひとりあらかじめ決めておく計画です。

■個別避難計画はどのように作成するの?
〈パターン1〉本人または家族が作る
STEP(1)→右の二次元コードから様式(通常版または簡易版)をダウンロードし、作成。
※ダウンロードができない場合は、郵送でお送りします。
※二次元コードは本紙4ページをご覧ください
STEP(2)→完成した計画を地域福祉課に提出。

〈パターン2〉地域と協力して作る
本人や家族だけでは作成が難しい場合は、自治会や自主防災会、民生委員など地域の皆さんと協力して作りましょう。地域と協力して作成をする一例として、今年度、入出地区および岡崎地区の避難行動要支援者と地域の皆さんと「ひなんさんぽ」を実施しました。ひなんさんぽは、避難行動要支援者の自宅から避難場所までの経路を、地域の皆さんと一緒に確認する取り組みです。

■ひなんさんぽの流れ
STEP(0)サポーターを見つける
サポーターとは、「避難の補助」、「避難の声掛け」など、無理のない範囲で避難の手助けをする人です。
自分や家族に安全確保が大前提です。避難の手助けができなくても責任や責務は負いません。

Q.市:サポーターを見つけるのは大変でしたか?
A.自治会:避難行動要支援者の近所の人にお願いしました。「自分も地域に助けてもらう時が来る。お互いさまだよ。」と快く引き受けてくれました。

STEP(1)避難行動要支援者とサポーターで避難経路を確認

STEP(2)防災講話で発災前と発災後の正しい行動

STEP(3)地域の皆さんで話し合って計画を作成を学ぶ

■個別避難計画とともに避難時に地域の支援を必要とする人の名簿を作成しています
災害時の避難に地域の支援が必要な人の名簿を作成しています。名簿は、防災訓練や避難支援、日頃の見守り活動に役立てるため、官公庁のほか、自治会、自主防災会、民生委員に提供します。なお、名簿の登録は、避難の支援を保証するものではありません。家具の転倒防止や非常持ち出し品の用意など、各家庭で災害に備えるとともに、地域の防災訓練に積極的に参加し、日頃から周囲の人との交流を図りましょう。

▽対象者
災害時に自分や家族だけでは避難することが困難で、次のいずれかに該当する人(施設入所者を除く)
(1)介護度が要介護3以上の人
(2)障害者手帳(身体1・2級、療育A)所持者
(3)緊急通報サービスまたは配食サービス利用者
(4)精神保健福祉障害者手帳1級所持者
(5)静岡県難病医療費助成受給者
(6)人工呼吸器などを使用している人
(7)(1)~(6)に準ずる状態の人

▽申し込み
・対象者の(1)~(3)に該当する人に同意書の様式を送付しました。必要事項を記入の上、2月14日(金)までに提出してください。なお、既に登録されている人には送付していません。
・対象者の(4)~(7)に該当する人は、同意書の様式を二次元コードからダウンロードし、必要事項を記入の上、2月14日(金)までに提出してください。
※同意書の提出は、2月14日(金)以降も随時受け付けます。
※二次元コードは本紙5ページをご覧ください

■静岡県作成の「災害時要配慮者支援の手引き」をご活用ください!
この手引きでは家の中の安全対策や非常持ち出し品、自分自身の安全の守り方と、災害が発生したときに地域の皆さんができる支援を、分かりやすく解説しています。
ウェブサイトのほか、地域福祉課の窓口で配布しています。

問い合わせ先:地域福祉課
【電話】053–576–4873
【FAX】053–576–1220

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