■3月1日~8日は女性の健康週間
男女共通の健康問題以外に、女性の体は思春期、性成熟期、更年期、老年期とホルモン状態や結婚、出産、育児などのライフステージによって、男性とは異なった心身の変化をします。
出典:「みんなで正しく学ぼう女性の健康のこと」(公益社団法人健康・体力づくり事業財団発行)
現代の女性は、ライフスタイルの変化とともに妊娠、出産の機会が減り、一生涯の月経回数は昭和初期に比べて9倍~10倍(約450~500回)に増加しています。そのため、思春期から性成熟期にかけて女性ホルモンの分泌が多く、婦人科系疾患にかかりやすくなっています。また、卵巣機能が低下する更年期は女性ホルモンの減少を引き金とした全身の機能低下、自律神経や免疫系などの調整システムの失調による不調が現れやすい時期になります。女性自身が自分の体の変化について知るとともに周りの人も理解し、みんながいつまでもイキイキと過ごせるようにしましょう。
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