新年おめでとうございます。
皆様方におかれましては、希望に満ちた新年を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、「焼津みなとまつり」と「海上花火大会」の全面開催、「全国カツオまつりサミット」や初の取り組みである「魚(とと)フェス」を開催するなど、以前の活気を超えるような勢いのある年であったと実感しております。
近年のデジタル技術の進展は目覚ましいものがあり、特にリモートワークや各種オンラインサービスが、私たちの生活の中に広く浸透してきました。人口減少や少子高齢化が今後ますます進む中で、多様なデジタル技術を活用することは、地域の課題解決と経済発展を両立させる上で不可欠であると考えています。
本市においても、昨年度から、官民が持つさまざまなデータを集積・活用して新たなサービスの創出を目指す「スマートシティYAIZU(やいづ)」の取り組みを開始しており、焼津に関するデータの可視化・分析が可能な「焼津データ分析サイト」などのサービスを開始いたしました。
また、新たな取り組みとして、市職員が「港町やいづ企業応援団」として、特別プロジェクトチームを結成し、市内の製造業、卸売業など約500社を訪問させていただき、企業の皆様の置かれている現状や課題、将来に向けてのお考えなどを把握するとともに、今後の更なる発展に向け、行政との信頼関係、協働体制の構築を目指しています。
デジタル化が進み、世の中の利便性が進む一方で、コロナ禍を経験したからこそ、人と人が触れ合うことの大切さを再認識いたしました。今年は、改めて皆で手を取り合い、和やかに打ち解け、互いに相手を尊重しながら協力し、共にコロナ禍後の「和」の形を創り、小さな対話を積み重ねこれまでにないものを生み出していく。このようなまちづくりに取り組んでまいりますので、引き続き皆様のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年がより良い年になりますよう皆様方のご健勝とご多幸を心より祈念し、年頭のあいさつといたします。
焼津市長 中野(なかの)弘道(ひろみち)
新年おめでとうございます。
新春を迎え、市民の皆様のご健勝を心からお慶び申し上げます。
平素は、皆様方のご理解とご協力により、市議会の円滑な運営ができることにつきまして心から感謝申し上げます。
また、昨年6月初旬に発生した台風2号の影響により被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。
昨年の大きな出来事として、10月にアメリカ大リーグで大谷(おおたに)翔平(しょうへい)選手が本塁打王を日本人初として獲得しました。さらに11月には日本人として初となる2度目のMVPを受賞。前回同様に満票での選出は史上初の快挙であり、その活躍に日本中が歓喜に沸いたことは記憶に新しく、礼儀正しい態度や真摯(しんし)に試合に臨む姿からも大きな感動を与えてくれたと感じております。
市議会におきましては、昨年の2月に任期満了に伴い議員選挙が行われ新たな顔ぶれとなりました。
また、市内では昨年6月末に市役所本庁舎の施設整備が完了し、北側芝生広場に足湯施設「ととゆ」も完成しました。9月1日には温泉スタンドがオープンし、市民の皆様が自宅のお風呂などでご利用し、温泉気分を味わっていただけると思います。
大井川庁舎におきましては、昨年12月に大井川商工業研修センターが機能移転され、アトレ庁舎におきましても、8月に子育ての相談に関する部署が集約され業務を行っており、一体的な相談や支援を行っています。
目まぐるしく状況が変わる時代の中、市民の皆様と行政および議会が協力し合い行動していくことで、魅力と活力のある地域社会の実現につながるものと信じております。
市議会といたしましては、市民の皆様の声に耳を傾け、信頼される議会を目指し一層の努力を重ねてまいります。
新しい年が市民の皆様にとりまして、明るく実り多き年でありますよう心からお祈り申し上げるとともに、本年も相変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げて年頭のごあいさつといたします。
焼津市議会議長 石田(いしだ)江利子(えりこ)
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