障害の種類によって、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳があり、市内では約6,700人、人口の約5%の人が手帳を持っています。
障害のある人たちが、どのような配慮や支援を必要としているか知ってみましょう。一人一人が実践するほんの少しの配慮や支援の積み重ねにより、全ての人が快適に生活できる社会の実現につながります。
【まずは、今すぐできる配慮を実践してみませんか?】
■身体障害
▼視覚障害
・全く見えない、眼鏡などで矯正しても視力が弱いなど、人によってさまざま
○今すぐできる配慮の例
・点字ブロックの上や周辺に自転車・物を置かない
▼聴覚障害
・全く聞こえない、聞こえにくいなど、人によってさまざま
○今すぐできる配慮の例
・筆談、手話などを用いる
・ゆっくりはっきり口元が見えるように話す
▼肢体不自由
・手や腕(上肢)、足や脚(下肢)、体幹に障害があり体を思うように動かしにくい
○今すぐできる配慮の例
・困っている様子を見かけたら声をかけ、本人の意思を確認してから援助する
■精神障害
・外見からはわかりにくい
・対人関係が苦手
・相手の気持ちをくむことが不得手
・同じ話をしてしまう
○今すぐできる配慮の例
・感情が不安定な時はゆっくりと時間をかけて落ち着くのを待つ
・要点を絞りゆっくりはっきり話す
・話を聞くときは否定をしない
■知的障害
・会話の理解が不得手
・読み書き・計算が苦手
・複雑な状況の理解が難しい
○今すぐできる配慮の例
・できるだけ短く簡単な言葉で話す
・写真や絵を使って説明すると分かりやすい
■ホッとインフォメーション 難病患者の障害福祉サービス
平成25年4月から、身体障害者手帳の取得が難しい難病患者(筋ジストロフィー、筋萎縮性側索硬化症ALS、パーキンソン病など)も、障害者総合支援法による障害福祉サービスが受けられるようになりました。
これにより、難病患者の皆さんも、日常生活の支援を受けたり社会参加の機会を増やしたりすることができるようになりました。
問合せ:障害福祉課
【電話】631-5532
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