市では、令和6年能登半島地震の被災地である石川県河北郡内灘町(かほくぐんうちなだまち)へ、災害地復興支援のため、市職員を長期派遣しています。
4月から、内灘町で復興に向けた事務手続き支援の業務に当たっている高木(たかぎ)健太郎(けんたろう)主任主事より、レポートが届きました。
内灘町は日本海に面した人口2万6千人ほどの町です。
一見すると県庁所在地の金沢市に近く、震災の影響が能登半島側の市町に比べて大きくないのではないかと思っていました。
しかし、内灘町に赴きその風景を見ると、一部地域ではニュースに取り上げられるような惨状が未だに広がっており、役場の窓口にも毎日、目の前の生活に困窮している町民の方や他の市町で被災された方が来庁している状況です。
私は、この度の震災に伴い住宅被害を受けられた方に対し、災害救助法に基づき応急仮設住宅として民間賃貸住宅を供与する業務に携わっております。
また、応急仮設住宅に住まわれている方に対して、一部の生活家電の購入町の状況と高木主任主事について補助できる制度があり、その業務についても受け付けやご案内をしております。
支援業務に携わる中で、被災された皆さまはもちろん、内灘町役場の職員も、日々試行錯誤をしながら復興に向けて前を向いていることが伝わってきます。
被災地支援という重要な業務に今回携わらせていただいたことにより、少しでも内灘町や石川県の復興につなげていけるよう尽力するとともに、この地で学んだ経験を、今後、焼津市のために生かしていきたいと思っています。
市職員・志太消防本部職員などのべ140人以上を派遣しています
(4月10日時点)
問合先:人事課
【電話】626-2146
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