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焼津市とモンゴル国チンゲルテイ区が友好都市提携を締結

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静岡県焼津市

〔交流で深まる絆 友好の歩みこれからも〕

焼津市は、さまざまな交流を通じて親交を深めるモンゴル国ウランバートル市の「チンゲルテイ区」と「友好都市提携基本合意書」を締結しました。

今回の締結は、両都市の相互理解や絆が深まる中、未来に向けて友好の輪をさらに広げていくためのものです。
友好都市提携締結式には、チンゲルテイ区からバトスンベレル区長、ムンフバト議長、駐日モンゴル国大使館デルゲルマー公使参事官など8人が参加。焼津市からは、中野(なかの)市長をはじめ、石いし田だ市議会議長、市議会議員、自治会長など約100人が参加しました。
3/28(木)、市役所本庁舎にて中野市長とバトスンベレル区長が、関係者立会いのもと基本合意書にサインをし、友好都市提携が締結されました。
中野市長は、「グローバル社会が進展している中、海外自治体との友好都市提携は、互いの都市にとって大変有効なもの。今回の提携は、今後の幅広い分野での交流を深めていく上で、大変重要な意味を持つとともに大きな財産になる」と喜びを表しました。
バトスンベレル区長は「今後の都市間交流において新たな一歩を踏み出した。両都市の多くの若者が相互に訪問し、お互いの文化への理解がさらに進むことを期待する」と今後への期待を寄せました。

■チンゲルテイ区基本情報
場所:モンゴル国の首都ウランバートル市の行政区の一つ
人口:約15万人
面積:約89.3平方キロメートル
気候:夏は平均気温19℃ほどで過ごしやすく、冬は-20℃ほどまで下がり厳しい寒さとなる
時差:日本時間から-1時間
特徴:区内には、省庁や最高裁判所など政府機関が多く位置し、モンゴル最大のショッピングセンター「ノミンデパート」も所在。同区の名前の由来は、市域北部にあるチンゲルテイ山から。

■交流のあゆみ
▼交流の出発は東京五輪
2017年、焼津市が「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」のモンゴル国のホストタウンとして事前キャンプ地となったことから、モンゴル国との交流が始まりました。
モンゴル国スポーツ庁の紹介によりチンゲルテイ区との間に縁ができ、2018年には同区と「スポーツを中心とした交流事業に関する覚書」を締結。
以後、青少年による、バスケットボールや柔道、レスリング、バレーボールの合同練習や親善試合を相互に実施するなど、スポーツを通じた交流を深めてきました。

▼スポーツ・文化・教育と広がる交流の輪
2023年には、「幅広い分野での包括的な友好交流の覚書」を締結。交流事業がさまざまな分野に広がり、スポーツ分野だけでなく、芸術、文化、教育、産業分野など、交流の輪が一段と広がりました。

▼友好都市提携で、友好の歩みをこれからも
両都市の市民において友好の機運が高まったことから、モンゴル国チンゲルテイ区長から焼津市長へ正式に友好都市提携の申し入れがあり、今年3月28日(木)、「焼津市・チンゲルテイ区友好都市提携」を締結しました。
今年度は友好都市記念行事の開催を予定しているなど、これからも互いの信頼関係をさらに深め、次の時代へ、また次の時代へと引き継ぎ、両都市のさらなる発展につなげていきます。

■友好都市提携を記念
▼チンゲルテイ通りが誕生
友好都市提携を記念し、清見田(きよみた)公園(三ケ名)西側の市道の一部に「チンゲルテイ通り」と愛称が付けられました。
清見田公園は、モンゴルの国民行事「ナーダム」を模したイベント「やいづナーダム」の会場となった公園で、友好都市提携締結式を前にした3/27(水)、交流ゆかりの地での新たな通りの誕生を祝いました。

▼永続的な交流誓い記念植樹
3/27(水)、友好都市提携の記念植樹が行われました。
植えられた木は、「永続性」を花言葉に持つとされるハナミズキ。中野市長とバトスンベレル区長は、「この木の花言葉のように、両都市の交流が未来永劫続くことを願う」と話し、交流推進を誓いました。

問合先:国際交流課
【電話】626-1135

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