焼津神社では、8/12(休)、13(火)に焼津神社大祭「荒祭(あらまつり)」が開催されました。
8/12(休)には国選択無形民俗文化財の「神(かみ)ころがし」が、8/13(火)には県無形民俗文化財の「獅子木遣(ししきや)り」と焼津遺産の「荒祭渡御行列(あらまつりとぎょぎょうれつ)」が執り行われました。
■国選択無形民俗文化財「神ころがし」
子どもの健やかな成長を願い行われるもので、二人一組の神社総代が「アンエットン」の掛け声とともに赤ちゃんを回したり、揺らしたりし、その時の泣き声が大きいほど丈夫に育つと言われています。
今年もたくさんの子どもたちが、元気な泣き声を上げていました。
■県無形民俗文化財「獅子木遣り」
荒祭渡御行列の先頭で、手古舞(てこまい)衣装を身に着けた少女たちが、雄雌2頭の獅子頭(ししがしら)から延びる獅子幕を持ち、木遣り歌を歌いながら市内を歩きます。
今年も少女たちの歌声が響き渡りました。
■焼津遺産「荒祭渡御行列」
荒祭渡御行列は、2基の神輿(みこし)を中心に、猿田彦(さるたひこ)や御神子(いちっこ)、御供捧(おんくささげ)、流鏑馬(やぶさめ)といった30以上の役から構成され、焼津神社祭神の日本武尊(やまとたけるのみこと)に由来する、御旅所(おたびしょ)と呼ばれる市内4カ所を巡ります。
今年も「アンエットン」の掛け声とともに激しく神輿をあおる姿が見られました。
問合せ:歴史民俗資料館
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