市では、国際感覚豊かな人材を育成するため、中学生の海外体験を応援する補助事業を行っています。
コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、令和2年から、事業を中止していましたが、4年ぶりに実施しました。
今年は、オーストラリア、イギリスに3人の中学生がホームステイをして貴重な体験をしてきました。3人の思い出を紹介します。
◆熱海中学校2年
関戸 莉里(せきど りり)
~海外研修の思い出~
正直不安でいっぱいでした。英語をほとんど話すことが出来ないし、シャイなので、ちゃんとコミュニケーションが取れるのだろうかと…。
滞在中は、メルボルン近郊のフェアヒルズハイスクールに通い、そこでは私のバディとして、元気で明るい女の子が一緒に行動してくれました。
最初にバディへプレゼントを渡すと、全身で喜んでくれて、私の拙(つたな)い英語でも話を盛り上げ、とても話が弾(はず)みました。彼女のように表現すると、周りの人たちはもっと幸せな気持ちになるのだと気付きました。彼女と出会い、オーストラリアの文化を学ぶと同時に、大切なことを肌で感じることができました。
私はもっと勉強して、英語を話せるようになり、いつかまた海外へ行ってみたいと思いました。
◆多賀中学校1年
西島 恵美(にしじま めぐみ)
~初めての海外~
初海外、初イギリス、初ホームステイ、とにかく不安だらけでした。
学校に着き、初めてファミリーに会いました。ファミリーは、毎日おいしいご飯を作ってくれて、ビーチや公園などいろいろな所へ連れて行ってくれました。ある夜に「ジャパンナイト」というイベントがあり、私たちは日本の歌を2曲歌い、楽しく過ごしました。最終日、ファミリーはいつものように早く起き、食事の準備をして、最後の朝食を取りました。その後、私たちにランチを用意し、見送ってくれました。最後まで優しくて素敵なファミリーでした。
イギリスでは学ぶことがとても多かったので、もっと英語を勉強し話せるようになって、またこの素敵なファミリーに会いに行きたいです。そして、もっといろいろな事を学びたいです。
◆泉中学校2年
加瀨 木の葉(かせ このは)
~研修での思い出~
1つ目は、人生初の飛行機に乗ったことです。1人で海外に行くのは不安もありましたが、機内から雲や太陽、陸地を見た時不安な気持ちが減って、だんだんわくわくしてきました。
2つ目は、ホストファミリーとの生活です。ご飯を食べたり、夜にカードゲームをしたり楽しく過ごすことができました。また、会話が分からない時や、体調が悪かった時に、やさしく対応してくれたので安心して過ごすことができました。すごく感謝しています。
3つ目は、学校についてです。先生と英語で話したり、伝えたり理解するのが難しかったです。
私はこの研修で、英語をもっと勉強して、世界中の人とコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。
問合せ:文化交流室
【電話】0557-86-6231
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