今年こそ、禁煙!なくそう、受動喫煙‼

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【01】5月31日は「世界禁煙デー」
WHO(世界保健機関)により、5月31日は「世界禁煙デー」と定められています。喫煙には、がん、脳卒中、虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、糖尿病(2型)、歯周病、そして新型コロナウイルス感染症の重症化リスクなど、命を脅かす危険がたくさんあります。

【02】受けてみませんか?「禁煙治療」
禁煙外来など医師の指導や禁煙補助薬の力を借りて、無理なく禁煙にチャレンジしてみませんか?

◆禁煙外来とは?
医療機関にある禁煙の専門外来です。カウンセリングや生活指導、禁煙補助薬(ニコチンガム・ニコチンパッチ・内服薬)による治療が受けられます。35歳未満の人は、喫煙の本数や年数によらず健康保険が適用されます。35歳以上の人も、一定の条件(※)を満たすと健康保険が適用されます。
ただし、保険適用による禁煙治療は、1年1回だけとなります。
(※)次の(1)～(4)全て該当すること：
(1)ただちに禁煙しようと考えている
(2)ニコチン依存症のスクリーニングテストで5点以上
(3)ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
(4)禁煙治療を受けることに文書で同意する

◆健康保険を使った「標準禁煙治療」では、次のような治療が12週間5回のプログラムで行われます。
1.ニコチン依存度の判定(問診など)
2.呼気一酸化炭素濃度測定(吐く息がタバコによりどのくらい汚れているか検査する)
3.ニコチン依存度に合わせた処方
4.禁煙を楽にできるためのコツのアドバイスや、カウンセリング

【03】受動喫煙のない社会を!
「受動喫煙」とは、喫煙者の周りの喫煙しない人が自分の意思とは関係なく、タバコの先から出る煙(副流煙)やタバコを吸っている人が吐く煙を吸ってしまうことを言います。
副流煙は主流煙よりも、2～4倍の有害物質が含まれています。タバコの煙は換気扇や空気清浄機では十分に除去できず、タバコを吸った後の服やカーテンにも有害物質が付着しています。
日本国内では、年間約1万5千人が受動喫煙による健康被害で亡くなっています。

◇受動喫煙によって起きている健康被害の例
・脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)
・虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
・肺がん
・乳幼児突然死症候群(SIDS)

問合せ：健康づくり室
【電話】0557-86-6296
ID：1001075