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市長メッセージ〈174〉

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静岡県熱海市

■広がる紙資源のリサイクル
熱海市長 齊藤 栄
産官民連携による紙資源リサイクルをテーマとした首長座談会が行われ、富士市長と神奈川県の座間市長の3人で対談しました。
私は熱海市が13年前から始めている雑がみ回収の取り組みについて説明しました。ごみ処理の有料化がきっかけで旅館組合が雑がみ回収の取り組みを始め、その後、女性市民団体、地元企業、町内会、市内小中学校、福祉施設などが参加し、現在年間約100トンの雑がみが回収され、トイレットペーパーになって戻ってきていること。一般市民にも広く参加してもらうために、市役所のロビーなどの行政施設に回収ボックスを設置していること。また、「雑がみって何?」から始まり、なぜ雑がみ回収が大事なのかを、実際に自分が自宅で回収している雑がみを見せながら、小中学校などを訪問して行っている環境教育の重要性についてもお話しました。
一方、富士市長は紙資源のリサイクルを含むSDGsを進めるためのプラットフォームづくりについて、座間市長はショッピングモールのフードコートの紙ごみリサイクル事業について、それぞれのまちの特性を踏まえた取り組みを発表されました。
今回の座談会は、熱海の取り組みを外から見る良い機会となりました。そして、改めて熱海市は「観光」と「環境」の両立したまちを目指さなくてはならないとの思いを強くしました。今後は観光客の皆様にもご協力いただき、更に紙資源のリサイクルを前に進めていきたいと考えております。

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