■熱海怪獣映画祭
熱海市長 齊藤 栄
今年も「熱海怪獣映画祭」が開催されました。「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉に、市民の有志の皆さんが平成30年に始められ、今年で7回目となります。回を重ねるたびに多くの熱烈なファンが集まり、子どもたちも参加するイベントとなっています。
なぜ熱海で怪獣映画祭なのか。今から62年前の昭和37年の特撮映画「キングコング対ゴジラ」で、両者が熱海城を挟んで戦う場面が怪獣映画のシンボルとなっていることがあげられます。
私自身は、子どもの時にウルトラマンや仮面ライダーをテレビで見て育った世代です。スペシウム光線で怪獣を倒したり、バイクに乗りながらヒーローに変身する姿を夢中になって見ていました。
今回、私は映画祭前日に行われた座談会にパネラーとして参加しました。パネラーは、これまでゴジラやウルトラマンをはじめ怪獣映画や特撮に実際に携わった映画監督、プロデューサー、脚本家、音楽家という非常に豪華なメンバーでした。テーマは、この世界に入ったきっかけ、作品の裏話、熱海に期待することなど多岐に及び、聴衆の皆さんからの質問コーナーもあり、予定の2時間があっと言う間に過ぎました。
熱海怪獣映画祭は、関係者の皆さんの熱意と努力で、熱海ならではのイベントに育ちました。これからも来熱する多くのファンとともに、更に盛り上がって行って欲しいと思います。
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