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令和5年度熱海市の財政状況

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静岡県熱海市

市では、皆さんに市の財政を理解していただくため、年2回6月と12月に財政状況を公表しています。今回は令和5年度一般会計、特別会計、公営企業会計の決算状況と令和6年度予算の執行状況をお知らせします。
なお、より詳細な内容については、市ホームページに掲載しています。
※ページ内の金額や数値は、項目ごとに四捨五入しているため、差し引きが一致しない場合があります

■一般会計 福祉や教育、道路整備など、市民生活のための基本的な事業の会計です。
◆歳出 支出済額219億8,170万円(対前年比7.7%増)収入
歳出については、前年度と比較して15億7,201万円増加しました。
目的別内訳は、令和3年7月伊豆山土石流災害に係る堆積土砂排除事業費などが減ったことにより災害復旧費が98.8%減少した一方、住民税非課税世帯等支援給付事業費などが増えたことにより民生費が10.9%増加しました。

◆歳入 収入済額242億953万円(対前年比2.6%増)
歳入については、前年度と比較して6億2,098万円増加しました。
これは、国庫支出金や市債などが減少したものの、最も重要な自主財源である市税収入や寄附金などが増加となったことによるものです。
特に固定資産税および都市計画税については、観光需要の高まりに伴うホテル開業などにより、前年度と比べて2.9%増加しました。

◆公営企業会計 収益的収支の状況
民間企業と同じように、事業の収益で運営する会計です。市には水道事業、下水道事業、温泉事業の3つの公営企業会計があります。

◆特別会計
国民健康保険や介護保険のように対象者が限られるなど、特定の事業を行う場合や特定の歳入を特定の歳出に充てる場合に、一般会計と区別する必要がある事業の会計です。

※初島漁業集落排水処理事業は、令和6年4月1日から地方公営企業法が適用され、公営企業会計に移りました

◆基金残高の状況
将来にわたる市財政の健全な運営を目的とする財政調整基金を中心に、総額31億2,800万円の積み立てを行いました。 
また、観光振興基金、財政調整基金など、総額10億8,402万円の取り崩しを行いました。今後も、中長期の安定的な財政運営に資するため、計画的な基金の運営に努めていきます。

◆市債残高の状況
市債とは市の借金のことです。一般会計・特別会計・公営企業会計の市債残高の合計は、前年度と比べて7億3,505万円(2.6%)減少しました。今後も経済情勢や本市の財政状況を鑑み、後年度の公債費負担と償還能力を充分に配慮しながら財政の健全化に努めていきます。

◆健全化判断比率
平成19年6月に公布され、平成21年4月1日から施行された「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」では、財政の健全化のために、毎年度「健全化判断比率」と、公営企業会計の「資金不足比率」を公表することとしています。市は、いずれも国の定める早期健全化基準を下回っています。

※公営企業会計については、資金の不足額がないため、「資金不足比率」は算定されません

問合せ:財政室
【電話】0557-86-6133
ID:1002614

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