こころの健康

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毎年3月は「自殺対策強化月間」です。国内の年間自殺者数は減少傾向にあるものの、依然として年間2万人以上の人が自殺により命を落としています。自殺の原因は複雑ですが、周囲の関わりで防げる場合もあります。
今回は身近に自殺のリスクがある人がいた場合の考え方の参考として、世界保健機関(WHO)が2017年に発表した「自殺に関する迷信と事実」から一部を抜粋して紹介します。

迷信?：自殺について話すことは自殺を促す可能性があるから避けるべき。
真実!：自殺を考える人の多くは周囲の目を気にし、誰にも相談できません。自殺について話すことは、その人に自殺以外の選択肢や考えを見直す機会になり、結果として自殺を防ぐことにつながります。
迷信?：自殺の多くは前兆も無く突然起きる。
真実!：自殺する人のほとんどが自殺前に、 周囲の人が気づくような兆候(※)を示しています。どのような兆候があるのかを理解し、寄り添う姿勢を示すことが大切です。
迷信?：精神疾患のある人だけが自殺を考える。
真実!：これまで自殺した人全員に精神疾患があったという事実はありません。自殺する要因は多様かつ複雑で、まだ十分に解明されていないのが現状です。

▽うそ、ホント?自殺に関する迷信(myth)と事実(fact)
▽こころのオンライン避難所(心と身体のSOSサイン)(※)周囲の人が気づくような兆候
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問合せ：障がい福祉室
【電話】0557-86-6334
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