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自治体の皆さまへ

市長メッセージ〈180〉

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静岡県熱海市

■伊豆湘南道路シンポジウム
熱海市長 齊藤 栄
「伊豆湘南道路」をご存知でしょうか。神奈川県の小田原から熱海を経て沼津を結ぶ道路構想です。渋滞解消や地域経済の発展に寄与するものとして、四半世紀前から沿線の市町と共に熱海市は推進に取り組んできました。 
そのシンポジウムが2月10日に小田原で開催され、小田原三の丸ホールの1,100席がほぼ満席という盛況ぶりでした。パネルディスカッションには私もパネラーとして参加しましたが、このシンポジウムで新たな視点による伊豆湘南道路の必要性がアピールされたことは注目に値します。 
一つは、「災害時の安全安心の確保に大きく貢献する点」です。先般の能登半島地震の教訓として、救援活動や支援物資の輸送のために幹線道路の整備は不可欠です。伊豆湘南エリアで大地震が発生した際、海岸線の国道135号が津波により通行不能となることを考えると、伊豆湘南道路が救助、救援のための幹線道路となることは間違いありません。 
もう一つは、「日本の大動脈を補完する第三の東名となる点」です。つい先日も雪により東名、新東名が長時間に渡り通行止めとなりました。また、富士山が噴火した場合、溶岩流により東名、新東名が長期にわたり通行止めとなることが予測されています。伊豆湘南道路があれば、社会、経済に及ぼす大きな影響を最小限にすることができるのです。 
伊豆湘南道路の早期の実現に向けて、引き続き国への要望活動などに取り組んでまいります。

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