梅雨や台風に伴う大雨により、全国的に宅地災害が発生しています。皆さんの大切な生命と財産を守るため、もう一度家の周りを点検してみませんか?また、事業者の皆さんは、もう一度手続きを確認しませんか?
◆市民の皆さん
◇梅雨の時期に入る前に見ておきたいポイント
・雨どいや側溝などが壊れていたり、詰まったりしていませんか?
・擁壁(※)に亀裂や膨らみはありませんか?また、水抜きパイプが草などで詰まっていませんか?
※擁壁とは…高低差のある土地で、側面の土が崩れるのを防ぐために設置される壁状の構造物
その他、具体的な方法は、国土交通省のホームページを確認してください。
※「わが家の宅地安全マニュアル」で検索
◆事業者の皆さん
◇宅地造成工事規制区域内において許可が必要な行為
(1)切土の場合、その部分に高さ2m超の「崖」を生じるもの
(2)盛土の場合、その部分に高さ1m超の「崖」を生じるもの
(3)切土と盛土を同時にする場合、盛土部分に高さ1m以下の「崖」を生じ、かつ、切土および盛土部分に、高さ2m超の「崖」を生じるもの
(4)(1)~(3)に該当しない切土または盛土で、その面積が500平方メートルを超えるもの
▽詳細は市ホームページで確認してください
※広報紙掲載のQRコードをご覧下さい。
◆宅地造成の概要
当市の「宅地造成工事規制区域」の指定面積は、43.18平方キロメートル。行政区域に対する面積比率は、約70%となっています。
〈ポイント〉
市内は「がけ地」が多く、県内でも数少ない「宅地造成工事規制区域」の指定地域を抱えています。このため、市民の皆さん、事業者の皆さんと一体となり、土砂災害に備える必要があります。住んでいる地域が指定区域内かなど、ぜひこれを機会に確認してください。
問合せ:都市計画室
【電話】0557-86-6388
ID:1004268
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