今月のオススメ図書を紹介「図書館情報」

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■開館時間(両館共通)：午前10時～午後6時
11月の休館日(両館共通)6日(月)13日(月)20日(月)27日(月)
※休館中は、ブックポストに返却してください(本に限ります)。

◆オススメBooks
[一般]営繕(えいぜん)かるかや怪異譚(かいいだん)
小野不由美(おのふゆみ)/著　KADOKAWA
建物を修繕することで怪異を解決する営繕屋の尾端(おばた)。どんな怪異も穏やかに終結するので、安心して読めます。ひっそり忍び寄るホラーな雰囲気と、安心感も相まってページをめくる手が止められません。全6話収録された短編集です。

[一般]怖ろしい自分探し
春日武彦(かすがたけひこ)/著　草思社
おばな自分の中に潜む、表に現われない「本当の自分」。じつは「封印している自分」なのかもしれません。精神科医が「自己」という不気味な存在の正体を解き明かします。自らの心の闇を知る覚悟がある人のための、自分探しマニュアルです。

[児童]ぼくはめいたんてい1　きえた犬のえ
マージョリー・W・シャーマット/文　マーク・シマント/絵　光吉夏弥(よしみつなつや)/訳
常に落ち着き、周りから頼りにされている9歳の名探偵ネート。友人アニーからの依頼で、黄色い犬の絵を探します。大人でも最後まで誰が犯人かわからない展開になっています。親子で推理を楽しんでみてはいかがですか?

[児童]ルリユールおじさん
いせひでこ/作　理論社
大切にしていた植物図鑑が壊れてしまった少女ソフィー。魔法のように本を直してくれる人がいると聞いて、ルリユール製本職人を訪ねます。本への愛情と、職人の誇りを描いた傑作。本を愛する人におすすめの絵本です。

◆New Books
・一般書『図解わかる相続・相続税』藤井和哉(ふじいかずや)/監修
・一般書『竈稲荷(かまどいなり)の猫』佐伯泰英/著
・一般書『できるChatGPT(チャットジーピーティー)』清水理史/著
・児童書『教えて!池上彰さん　どうして戦争は無くならないの̶地政学で見る世界̶1～3』池上彰/監修
・児童書『ネコの名は・・・スペシャルゲスト』岩合光昭/著
・児童書『くるまうんてんしまーす!』ひらぎみつえ/作・絵

◆Information
○文学講演会を開催します
本屋の無い地域へ車で本を届ける活動を行う、掛川市の「走る本屋さん」高久書店代表の髙木久直氏を講師に迎え、活動の紹介や読書の魅力についてお話いただきます。
日時：10月28日(土)午前10時～11時30分
会場：中央公民館多目的ホール
定員：およそ150人(申込不要、直接会場へ)

○大人のお話し会を開催します
大人向けの、ストーリーテリング(語り)や絵本の読み聞かせを行います。おはなしを聞いて、ゆったりとした時間をお過ごしください。
※申し込みは必要ありません。気軽にご参加ください。
日時：11月11日(土)午前10時30分～11時
会場：小笠図書館会議室

◆わたしのイチオシこの本お気に入りの一冊を紹介するコーナーです。
今月の紹介者　三浦康子(やすこ)さん(左)藤本柊汰(しゅうた)くん(右)
絵本が大好きな三浦康子さんと孫の藤本柊汰くんのイチオシ本は、「くだもの(平川和子/作)」です。優しい筆使いで描かれたいろいろな果物が出てくる絵本で、40年以上も愛読されている作品です。三浦さんは、「柊汰も大好きな1冊で乳幼児期の読み聞かせにピッタリです。果物を切って渡す場面では、子どもが食べやすいように切り分けられたイラストが描かれていて、安全性にも配慮されています」と話してくれました。

問合せ：
小笠図書館【電話】73-1132
菊川文庫【電話】36-2220