■菊川市の財政の健全化への歩み
健全化判断比率は、平成19年度決算から算出が始まった、財政の健全度を示す基準の1つです。
健全化判断比率の算出が始まった当初は、将来負担比率は「148.4%」、実質公債費比率は「19.6%」と共に高い水準にあり、市債を借り入れるためには県の許可が必要な団体として指定されていました。この状態を脱するため、「公債費負担適正化計画」を策定し、市債の繰上償還を実施するなどして債務を減らした結果、現在では将来負担比率は「算定なし」、実質公債費比率は「9.3%」と大幅に改善されています。
○実質公債費比率
○将来負担比率
※将来負担比率の「-」は「算定なし」を表しています。
■一般会計における市債残高と基金の推移
※上記の金額は、1億円未満を四捨五入しています。
○市債残高
※上記市債のうちおよそ187億円は、将来的に地方交付税により補てんが約束されています。
○基金残高
市債残高:過年度に借り入れた市債の償還が順調に進んでいることや、令和4年度は借入額(19億652万円)が元金償還額(22億6,390万円)を下回ったことから、市債残高は令和4年度末で177億2,139万円(前年度比3億5,738万円減)となりました。
基金:財政調整基金において令和3年度の決算積立や合併特例債を財源とした地域振興等基金への積立、補正予算編成時の財源不足による取り崩しなどにより、基金残高は令和4年度末で53億1,851万円(前年度比8億3,367万円増)となりました。
■令和5年度上半期予算の執行状況
市では、地方自治法第243条の3および市の条例に基づき、「市の財政状況」を公表します。ここでは、令和5年度の予算(前年度からの繰越分を含む)について、9月30日現在の執行状況をお知らせします。
○一般会計の主な項目の予算額、収入支出済額
○特別会計
○公営企業会計
※金額は1万円未満を四捨五入しているため、合計額と一致しない場合があります。
問合せ:財政課財政係
【電話】35-0922
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