開館時間(両館共通):午前10時~午後6時
2月の休館日(両館共通):5日(月)12日(月・振替休日)19日(月)26日(月)
※休館中は、ブックポストに返却してください(本に限ります)。
◆オススメBooks
[一般]虐殺器官
伊藤計劃(けいかく)/著 早川書房
「人間の行動はある器官により規定される」。34才の若さでこの世を去った天才SF作家の著者がメッセージをのこした。その器官の働きにより、虐殺も戦争も肯定されると。衝撃の結末に心の芯から凍える作品をこの冬にどうぞ。
[一般]アルジャーノンに花束を
ダニエル・キイス/著 小尾芙佐(おびふさ)/訳 早川書房
知能障害を持つチャーリイは、ある実験の被験者となり、天才的な知能を得ます。しかし次第に高度な知能と幼い感情の間で苦悩していきます。映画化やドラマ化もされた、愛と憎しみ、喜びと孤独を通じて人間の心の真実に迫る感動の物語です。
[児童]ぼくしんかんせんにのったんだ
わたなべしげお/作 おおともやすお/絵 あかね書房
クマの「くまた」は、家族と一緒に新幹線に乗って、おじいさんの家へ向かいます。車窓から見える電車や景色とともに、物語が進みます。温かなイラストで描かれた、子どもがはじめて体験する喜びと旅の楽しさが伝わってくる絵本です。
[児童]わすれられないおくりもの
スーザン・バーレイ/作・絵 小川仁央(おがわひとみ)/訳 評論社
賢くて友達から頼りにされているアナグマは、自分の死が遠くないことも知っていました。アナグマが死んでしまったあと、友達は悲しみに暮れましたが、アナグマが心に残り続けていることを知りました。心温まる感動物語です。
◆New Books
・一般書『龍(りゅう)の墓』貫井徳郎(ぬくいとくろう)/著
・一般書『デウスの城』伊東潤(いとうじゅん)/著
・一般書『ほんのひと手間で劇的に変わるスマホ写真の撮り方』吉住志穂(よしずみしほ)/著
・児童書『イスラムと仲よくなれる本』森田(もりた)ルクレール優子(ゆうこ)/著
・児童書『テラノドンのそらとぶいちにち』竹下文子(たけしたふみこ)/文
・児童書『ゆるゆる両生類(りょうせいるい)・爬虫類(はちゅうるい)図鑑』かげ/著・まんが 加藤英明(ひであき)/監修
※新しく入った本の一部をご紹介します。
◆Information
○菊川文庫で節分のイベントを楽しもう!
日時:2月3日(土)午前10時~午後6時
会場:菊川文庫内容「節分の工作andブックトーク」
午前10時30分~11時15分
定員:親子10組
※要申込、先着順(直接窓口、または電話)
「雪だるまのしおり」
鬼の本を借りた子ども先着50人にプレゼント
「節分の的当て」本を借りて挑戦しよう
○本のリサイクル市を菊川文庫で開催します
図書館では、保存期限が過ぎた本などをリサイクル本として利用者の皆さんに提供しています。冊数に制限はありませんので、ご自由にお持ちください。
※事前の予約や取り置きは行っていません。
期間:2月10日(土)~18日(日)
会場:菊川文庫2階展示室
◆わたしのイチオシこの本お気に入りの一冊を紹介するコーナーです。
今月の紹介者 松下葵結(あおい)さん(横地小学校5年生)(星ヶ丘)
読書が大好きな葵結さんのイチオシ本は、「どこいったん(ジョン・クラッセン/作)」です。クマがお気に入りの赤い帽子をなくして、動物の仲間たちに話を聞きながら探していくお話。葵結さんは、「クマが赤い帽子をとった犯人を見つけたときの表情や、犯人と目で語っているような雰囲気がとても面白いです。かわいいイラストの絵本ですが、最後はブラックユーモアのある結末になっていて、小学生や大人でも楽しめます」と話してくれました。
問合せ:
小笠図書館【電話】73-1132
菊川文庫【電話】36-2220
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