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令和6年度施政方針(1)

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静岡県菊川市

多くの人たちのたゆまぬ努力によって成長を積み重ねてきた菊川市。令和6年度は、未来に向けて、「安全安心」「未来」「幸せ」をキーワードとした3つの基本方針に基づき、市政運営に取り組んでいきます。ここでは、菊川市議会2月定例会で長谷川寬彦市長が述べた令和6年度施政方針の概要を紹介します。

■さらに前へ住みたいまち菊川
この3年間、議員各位をはじめ、市民の皆さまのご支援、ご理解をいただきながら、地域コミュニティ、産業、教育、福祉、都市基盤整備など、どの分野においても潜在能力の高い菊川市をさらに前へ進め、住みたいまち菊川市をつくっていくというゆるぎない信念のもと、市政の更なる発展に向け全身全霊で取り組んでまいりました。
その間、新型コロナウイルス感染症への対応に加え、人口減少・少子高齢化の進展や激甚化・頻発化する自然災害への対応をはじめとするさまざまな課題と厳しい社会状況に向き合い、全力で取り組みを進めてきました。そのなかでも特に、わが国は、本格的な人口減少・少子高齢化社会を迎え、人口問題は、避けることのできない問題であります。本市は、直近、令和2年国勢調査の結果、前回調査比で人口増となりましたが、国内で新型コロナウイルスの感染者が発生した令和2年から住民基本台帳人口は減少しております。国立社会保障・人口問題研究所が発表した人口推計値においても、本市の総人口は、2050年までの30年間で減少が進むことが予測されております。

■人生100年時代を見据えて
昨年の市政懇談会で、「人生100年時代」と申し上げてきました。人口減少・少子高齢化を迎える局面を、転入者数や定住者数を増やすことなどで人口減少の緩和を図るとともに、少子高齢化に柔軟に適応していく持続的なまちづくりに挑戦していくことで、「人生100年時代」という次なるステージへと飛躍するべく、未来に向かって活力ある菊川市を、高齢者から若者まで誰もが幸せを実感できるまちへと進化させていかなければなりません。本市は令和7年1月に市制20周年を迎えます。今日に至る発展は、長年にわたり多くの人たちのたゆまぬ努力によるものであり、まちを支えるすべての皆さまに感謝するとともに、未来の菊川市に向かってしっかりと次世代に繋いでいくことが私たちの使命であります。そして、まちの魅力や強みを伸ばすことで菊川市らしさを発揮していくこと、さらに誰もが住みやすく、高齢者から若者まで誰もが幸せを実感できるまちをつくっていくことが、「人生100年時代」に向けた挑戦にほかならないと考えております。

■夢と希望あふれるまち
また、昨年末、市民の皆さまに来年の一文字を募集したところ、もっとも多くの人が選んだ漢字は「夢」でした。「夢や希望が溢れる1年であってほしい」といった願いが込められていると感じております。20年間、成長を続けてきた菊川市を、未来に向けて「夢と希望に溢れたまち」として引き継ぎ、そして、さらに進化させていくことを目指し、私をはじめ全職員が一丸となり、創意工夫を重ねながら、知恵を絞り、汗をかき、「さらに前へ!住みたいまち菊川市!!」の実現に向けて邁進(まいしん)してまいります。
※施政方針の全文は、市ホームページからご覧いただけます。

問合せ:企画政策課 企画係
【電話】35-0900

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