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自治体の皆さまへ

共に生きる社会をつくるまちかどノーマライゼーションNO.35

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静岡県菊川市

誰もが安心して暮らせるまちを目指して
ノーマライゼーションとは、障がい者と健常者が区別されることなく、社会生活を共にすることが望ましいとする考え方です。今回は、「精神保健福祉法の改正」について紹介します。

■精神保健福祉法の改正
○精神保健福祉法とは
「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)」とは、精神に障がいがある人の医療と保護および国民のこころの健康の増進を目的とした法律です。
このたび、精神保健福祉法が改正され、令和6年4月1日(一部は令和5年4月1日)から施行されました。

○主な改正内容
(1)精神保健に関する相談支援体制の整備
精神障がいの有無や程度に関わらず、実情に応じた包括的な支援として、相談の対象者に「精神保健に関する課題を抱える人」が追加されます。
(2)医療保護入院の見直し
家族へ同意、不同意の確認を行っても、意思表明がなく判断できない場合、市長の同意による入院が可能となります。
(3)入院者訪問支援事業の創設
市長の同意による医療保護入院者などのうち、希望者を対象に入院者訪問支援員が派遣され、傾聴や生活に関する相談、情報提供などを受けられるようになります。
(4)虐待防止に向けた取組の一層の推進
精神科病院での虐待防止などのための措置の実施が精神科病院の管理者へ義務付けられます。

○心の不調を感じたら
季節の変わり目は、体調の変化や心の不調が生じやすいです。少しでも心の不調を感じた場合は、福祉課の窓口や電話で気軽に相談ください。

○心の不調を感じたら
※精神保健福祉法改正の詳細は、厚生労働省ホームぺージ(右記)をご覧ください。

問合せ:福祉課 障がい者福祉係(プラザけやき内)
【電話】37-1252

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