今月のオススメ図書を紹介「図書館情報」

19／27

開館時間(両館共通)：午前10時～午後6時
6月の休館日(両館共通)：3日(月)10日(月)17日(月)24日(月)
※休館中は、ブックポストに返却してください(本に限ります)。

[一般]母の最終講義
最相葉月(さいしょうはづき)/著
ミシマ社
[菊]
母親が脳出血で倒れ、50代前半にして認知症に。ノンフィクションを生業(なりわい)にしてきた著者は、約30年介護と仕事の狭間でもがき続けます。介護と別れの日々を軸に取材で出会った人や旅のことをつづった、心に染みるエッセイです。

[一般]地雷グリコ
青崎有吾(あおさきゆうご)/著
KADOKAWA
[菊][小]
ジャンケンで勝ったら階段を上がる誰もが知っている懐かしいゲーム。しかし、対戦相手の仕掛けた「地雷」の段を察知しなければ勝てない。女子高生の射守矢真兎(いもりやまと)が頭脳をフル回転させて挑む心理戦が痛快な青春小説です。

[児童]石は元素(げんそ)の案内人
田中陵二(たなかりょうじ)/文・写真
福音館書店
[菊]
「世界の物の成り立ちは、90種類の元素の組み合わせでできている」。結晶を愛する科学者の著者が、石ころと元素の結びつきを鉱物で描いています。石を調べて世界の成り立ちを体験できる、美しくてちょっと変わった元素の本です。

[児童]DJ(ディージェイ) YOYO(ヨーヨー) アゲイン
おおなり修司(しゅうじ)/文
飯野　和好(いいの　かずよし)/絵
絵本館
[菊][小]
男の子が遊びたい気持ちをぐっと我慢して勉強している時、DJ YOYOが現れ、ぼくとYOYOのラップバトルが始まります。果たしてバトルのゆくえは…。ノリノリ気分でリズミカルに声を出して読むのが楽しい絵本です。

・一般書『しんがりで寝ています』三浦(みうら)　しをん/著
・一般書『老いてお茶を習う』群(むれ)　ようこ/著
・一般書『闇医者おゑん秘録帖(ひろくちょう)　碧空(へきくう)の音』あさの　あつこ/著
・児童書『夜のあいだに』テリー・ファンandエリック・ファン/作
・児童書『おしえてフクロウのひみつ　おもしろ生き物研究』柴田　佳秀(しばたよしひで)/文　マツダユカ/絵
・児童書『ことばあそびのたび　アラマせんせいとげんごろう』谷川　俊太郎(たにかわしゅんたろう)andはせ　みつこ/作　桑原　伸之(くわばらのぶゆき)/絵
※新しく入った本の一部をご紹介します。

◇「赤ちゃん絵本のブックトーク」を開催します
赤ちゃんと一緒に楽しく読める絵本を紹介します。
日時：6月22日(土)午前10時30分～11時
場所：小笠図書館会議室

◇「大人のブックトーク」を開催します
大人向けにテーマに沿った本を紹介します。
日時：6月30日(日)午前10時30分～11時15分
場所：菊川文庫視聴覚室
テーマ：(1)源氏物語(2)猫

◇「ペコリあいさつ運動のぼり旗」を展示
昨年度、小笠東小学校の児童がみんなを笑顔にするために作成した「のぼり旗」を展示しています。来館の際には、ぜひご覧ください。
展示期間：8月末まで
場所：小笠図書館

■わたしのイチオシこの本
お気に入りの1冊を紹介するコーナーです。

◇今月の紹介者　青野　心咲(みさき)さん(菊川西中学校1年生・長池)
子ども司書の心咲さんのイチオシ本は、「となりのナースエイド(知念実希人(ちねんみきと)/作)」です。患者に寄り添う新人ナースエイド(看護助手)の桜庭が天才外科医の竜崎とぶつかり合いながら奮闘する医療サスペンス作品。心咲さんは、「どんでん返しの連続で、読みながら思わず何度も息をのみました。ドラマ化もされているので、ドラマを観たことがある人も原作を読んでみてほしいです」と話してくれました。

問い合わせ：
小笠図書館【電話】73-1132
菊川文庫【電話】36-2220