あなたの家は大丈夫? 瓦屋根の強風対策

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近年、台風などの強風により、瓦屋根が飛ばされ、大きな被害が発生しています。このような強風被害を未然に防止するため、令和4年1月に建築基準法の告示基準が改正され、令和4年1月1日以降に新築する全ての建物について、瓦屋根の緊結方法が強化されています。

■建築基準法の改正内容
◇これまで
軒、けらば：端部から2枚までの瓦
むね：1枚おきの瓦
むね⇒1枚分おきに緊結
軒⇒2枚分
けらば⇒2枚分
銅線、鉄線、くぎなどで緊結
網掛け部の瓦のみが緊結対象
このような留付けの瓦屋根に台風や地震で多くの被害が発生

◇令和4年1月1日～
軒、けらば、むね、平部：全ての瓦
平部⇒くぎ等で緊結
むね⇒ねじで緊結
軒、けらば⇒3本のくぎ等で緊結
全ての瓦が緊結対象
令和4年1月から、新築時には上記の工法による留付けを義務化
出典：(一財)日本建築防災協会
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

■既存の建物についても、改修工事などで屋根の耐風性能を高めましょう
◇瓦屋根のチェックポイント
・2001年より前に建てられた瓦屋根の建築物で、2001年以降に屋根が改修されていない
・瓦にずれや浮き上がりが生じている
・瓦が著しく破損しているなど

屋根の状況を把握するために、屋根には絶対登らないでください。
屋根の状況を詳しく把握したい場合は、瓦屋根診断技師などに相談ください。

■瓦屋根に関する市の補助制度
市では、建築基準法の告示基準に適合しない瓦屋根の「耐風診断」と「耐風改修」を一体的に行う事業の費用に対する補助を令和5年度より行っています。
※現在、予算上限に達したため、受付休止中ですが相談は随時受け付けています。お困りごとなどありましたら、都市計画課までご連絡ください。
※補助制度の再開は決定次第、市ホームページ(右記)でお知らせします。

補助制度の詳細や申請に必要な書類は、市ホームぺージ(右記)をご覧ください。

※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。

問合せ：都市計画課住宅建築係
【電話】35-0957