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自治体の皆さまへ

令和4年度 決算報告(1)

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静岡県藤枝市

■藤枝市の家計簿
~“幸せになるまち”の実現へ~
市民の皆さんに納めていただいた令和4年度の税金は、よりよい市民生活を実現するため、さまざまな形で活用しました。税金の使い道などを市民の皆さんに知っていただくため、毎年2回、市の財政状況を公表しています。
今回は、令和4年度決算をお知らせします。

【一般会計】
◆歳入

◆歳出

○土木費
総合運動公園の整備・改修…8億790万円
誰もが安全・安心に多様なスポーツに親しむことができる環境を整備するため、サッカー場の屋根付き観客席増設工事やスケートパークの改修などを実施しました。

○衛生費
予防接種の促進…3億6,945万円
子宮頸がんの原因となるウイルスの感染を予防するHPVワクチンの積極的勧奨の再開に伴う予防接種に加え、インフルエンザの予防接種や帯状疱疹ワクチンの接種など、市民の健康を守る取り組みを実施しました。

○民生費
岡部みわ保育園整備事業費…1億129万円
老朽化した岡部みわ保育園の建て替え整備のため、移転先用地の取得と基本・実施設計を実施しました。

○教育費
学校施設環境の充実…1億6,826万円
子どもたちが快適な学校生活を送ることができる環境を整備するため、小学校のトイレの洋式化と、中学校の特別教室に空調設備の整備を実施しました。

◆歳入は、令和3年度より約45億2,634万円減
歳入(市の収入)は、令和3年度と比べて全体で約45.3億円減少しました。
主な要因としては、令和3年度に内陸フロンティア事業の完了による基金廃止などにより増加した諸収入が令和4年度は例年並みとなり36.5億円減少したことや、市債が17.4億円減少したことが挙げられます。

◆歳出は、令和3年度より約35億9,369万円減
歳出(市の支出)は、令和3年度と比べて全体で約35.9億円減少しました。
主な要因としては、財政調整基金元金積立金の減少などにより、総務費が37.8億円減少したことや、子育て世帯への臨時特別給付金の減少などにより、民生費が14.9億円減少したことが挙げられます。

【財政用語解説】
◆歳入
○自主財源
市税や市の施設の使用料など、市が独自で調達できるお金
市税:市民税や固定資産税など、市民の皆さんに納めていただいた税金
繰越金:前年度から本年度へ持ち越したお金
諸収入:貸付金元利収入など
寄附金:ふるさと応援寄附金など
その他:財産収入、公共施設の使用料、各種手数料、繰入金など

○依存財源
地方交付税や国・県支出金など、国や県から交付されるお金
国庫支出金・県支出金:市の特定の事業に対し、財源の一部として国や県が支出するお金
地方交付税:地方の財政格差をなくすため、国から地方公共団体へ交付されるお金
地方消費税交付金:消費税のうち地方消費税として一定の基準により国から配分されるお金。消費税増税による増収分は、社会保障経費に充てます。
市債:道路や公共施設を整備するために、国や銀行などから長期にわたって借り入れるお金
その他:地方譲与税、地方特例交付金、法人事業税交付金など

◆歳出
民生費:高齢者福祉や障害福祉、児童福祉などの経費
土木費:道路や公園の施設整備・維持管理などの経費
衛生費:ごみ、し尿処理、予防接種、健康診断などの経費
総務費:総務管理や企画・税務事務などの経費
教育費:学校や図書館などの改築・維持管理などの経費
公債費:市の借金などの返済経費
労働費:労働対策などの経費
商工費:商工振興、観光振興などの経費
消防費:消火・救急活動などの経費
その他:農林水産業費、災害復旧費、議会費など

◆事業を効果的に行うために、基金(貯金)を活用

市の事業を効果的・効率的に進めていくために、いくつかの基金を積み立てています。令和4年度は、財政調整基金に0.3億円、減債基金に0.1億円を積み立てました。

◆合併以降、市債(借金)残高は、14年連続で減少

道路整備などのために借りたお金の残高は、669.3億円となり、合併以降、14年連続で減少しました。合計で364.2億円(35.2%)減らしました。

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