徳川家康と藤枝

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■大御所家康が愛した田中御鷹野(おたかの)
家康は少年時代から鷹狩りを好み、生涯を通じて、身体鍛錬・軍事教練・領内視察などのため鷹狩りを行いました。田中城周辺は、晩年の家康の主要な鷹場(たかば)となり、側近の日記には「大御所様田中へ御鷹野」「御鷹場田中」などと記されています。『徳川実紀』によると、家康は最晩年の8年間で約15回、鷹狩りのため田中に来ています。
家康の鷹狩り伝承地は志太平野の広範囲にわたり、藤枝市域では田中城周辺のほか、葉梨地域や蓮華寺池付近、焼津市石脇や一色・田尻、宗高などがあります。水辺に飛来する鶴や雁(がん)・鴨(かも)を捕らえるには、河口に近い焼津海岸部や、池・沼などの内陸部の湿地帯が適地だったようです。獲物は食用にするだけでなく、天皇家や豊臣家への贈答品、家臣たちへの下賜品にもなりました。
家康公が楽しんだ鷹狩りの様子を11月23日(祝)に蓮華寺池公園野外音楽堂で実演します。ぜひ、お越しください。
※詳しくは、ホームページをご覧ください。

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