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自治体の皆さまへ

12月3日(日)は地域防災の日

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静岡県藤枝市

市では、県が定めた12月の第1日曜日の「地域防災の日」にあわせ、地域防災訓練を実施します。突然発生する地震の被害は、事前の対策によって大きな差が出ます。「自分の身を守る」ための家庭内の防災対策に加え、「自分たちのまちを守る」ために地域での連携を強化しましょう。

■一人でも多くの命を救うために
▼大規模災害発生時の負傷者は主要救護所へ!
大規模災害発生時、救護病院は重症患者や中等症患者の受け入れで大混雑することが予想されます。
負傷者は、まずは主要救護所に行きましょう。

≪主要救護所≫
・志太医師会館
・錦野クリニック
・生涯学習センター
・岡部支所分館 4カ所
-中等症患者(治療の時間が多少遅れても生命に危険はないが、入院治療を必要とする人)、重症患者(生命を救うために、直ちに手術など入院治療を必要とする人)への応急処置および救護病院への搬送
-軽症患者(中等症、重症患者以外の人)への処置
↓ 搬送

≪救護病院≫
・藤枝平成記念病院
・藤枝市立総合病院(災害拠点病院) 2カ所
-中等症患者、重症患者への処置
-災害拠点病院では、状況に応じて広域拠点病院への搬送

○治療が必要なケガをした人
まずは最寄りの主要救護所(4カ所)へ。

○主要救護所が遠くて搬送ができない人
自主防災会などの協力を得て、車両などにより主要救護所へ搬送しましょう。

○災害ボランティアナースを募集中!
災害時、医療救護の一員として医療救護活動に従事していただける人を募集しています。
ボランティアの登録対象者:
・看護師
・保健師
・助産師
・准看護師など
詳しくは、健康推進課へ

問合せ:健康推進課
【電話】645・1111

■地域防災訓練
日時:12月3日(日)午前9時 地震発生
同報無線でお知らせします

▼地震の想定
南海トラフ沿いで突然巨大地震が発生し、市内全域で震度6弱以上の揺れを観測、家屋が多数倒壊。

○市と自主防災会が共同で実施する訓練
会場:大洲小学校
内容:災害発生時における医療救護訓練ほか

○各自主防災会で実施する訓練
市では、自主防災会に対して、避難所運営委員会を中心とした避難所開設・運営訓練も含め、実施可能な訓練をお願いしています。自主防災会から計画書が提出され次第、順次、訓練日時を市ホームページに掲載していきますので、お住まいの地区の情報をご確認ください。

■スマートフォンアプリ
「藤枝市防災」
同報無線の放送内容、防災気象情報、避難情報など、本市に特化した各種防災情報を発信しています。

■防災訓練豆知識「地域防災の日」
1944年(昭和19年)12月7日に、紀伊半島の南東沖を震源とする東南海地震が発生し、静岡県内各地に大きな被害をもたらしました。これを教訓に、1986年(昭和61年)から、静岡県では、12月の第1日曜日を「地域防災の日」と定め、各地域の自主防災組織が中心となった訓練を行っています。

■感震ブレーカーの設置を推進
地震の揺れを感知し、自動的に電気の供給を遮断することで、通電火災を防ぐ「感震ブレーカー」の設置を推奨しており、設置にかかる費用の一部を補助しています。
補助金:
・通常…設置費用の3分の2(上限5万円)
・特例世帯…設置費用の10分の10(上限10万円)
※特例世帯とは…要介護3以上の認定を受けた人、身体障害者手帳1級から4級・精神障害者保健福祉手帳1級から3級・療育手帳の交付を受けた人がいる世帯。

■災害時協力井戸
市では、大規模災害発生時に備え飲用水の給水・復旧体制の整備を進めるとともに、不測の事態に対応できるよう、近隣の被災者に飲用以外の生活用水を提供いただける井戸を「災害時協力井戸」として登録を進めています。
登録井戸の所在地などは市ホームページ「登録井戸一覧」に掲載し、随時更新していきます。
※災害発生時のみ使用できます。

■わが家の地震対策3本柱
本市では、地震に備える自助への取り組みとして
(1)耐震化
(2)家具の固定
(3)非常用品の準備
を推奨しています。
訓練にあわせて対策を進めましょう。

(1)耐震化
木造住宅の耐震補強工事や防災ベッド、耐震シェルター設置補助など、地震対策に備える耐震化を促進しています。

問合せ:建築住宅課
【電話】643・3481

(2)家具転倒防止器具取付サービス
過去の震災では、死亡者の10%、負傷者の46%が家具の転倒、落下が原因だったという調査結果が出ています。本市では、家具の転倒防止に効果的とされるL型金具やベルト式器具での家具固定を、5台まで原則無料で行うサービスを実施しています。

(3)非常用品の準備
非常用品は、「非常持出品」と「非常備蓄品」に分けられます。非常食・飲料水は「非常持出品」と「非常備蓄品」と合わせて7日分以上の備蓄をしましょう。

▼家庭で地域で災害に備えよう!
○要配慮者に応じた備蓄を
・乳幼児…粉ミルク、使い捨ての哺乳瓶、月齢に応じた離乳食など
・高齢者…レトルトやアルファ米のおかゆ、栄養補助食品など
・食物アレルギーの人…原因食物(アレルゲン)が含まれていない食品、食べ慣れた食品など

○携帯トイレを備蓄しましょう
断水でトイレが使用できなくなると体調不良や災害関連死につながる可能性もあります。
・1日5回分×人数×1週間分

問合せ:地域防災課
【電話】643・2110

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