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特集 オーガニックを知ろう!(2)

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静岡県藤枝市

~消費×加工・流通×生産~

■02 藤枝の有機農業の生産者・消費者
本市で50年以上の歴史を誇る有機農業。オーガニックの魅力について、生産者と消費者それぞれの立場の声をお届けします。

○有機茶生産者 杵塚民子(きねづかたみこ)さん
私は代々続く茶農家で育ち、1976年に先代の父が無農薬栽培に切り替え、お茶作りを始めました。幼木から除草剤を使用せず、茶畑の畝間(うねま)にある雑草を一本一本手作業で取り除く苦労があります。また、有機茶の加工も行っており、煎茶のほかに紅茶も作っています。紅茶の加工では、ウンカという虫を活用して甘い香りを引き出しており、自然環境と生物多様性に寄り添ったお茶作りをしています。

○有機茶生産者 向島和詞(むこうじまかずと)さん
私が有機茶の栽培を始めて20年が経ちました。昭和57年から、先代が無農薬・無化学肥料の完全有機栽培として有機茶を作り始め、現在では、有機茶を使用した煎茶やほうじ茶、粉末茶などを加工し販売しています。製品は市内外のほか、海外にも流通しています。有機栽培は、生物多様性をできるだけ断ち切らず、生命の連鎖の中で取り組むものであり、それが有機茶を続ける理由であり魅力だと思います。

○有機米生産者 松下明弘(あきひろ)さん
私の家では、先祖が農地を開墾してから300年近く農家を続けており、私は今、有機米を栽培しています。一番苦労している雑草対策では、雑草を発芽させないことに着目し、酸素と光を遮断して雑草を生えにくくさせています。
農薬を使わずに工夫していくことで、田んぼには多くの生き物が集まって生態系が豊かになり、また病害虫に負けない健康な稲となりました。

○生産者と消費者のパイプ役
生活クラブ生協静岡 志太支部 佐藤さん、須藤さん、川浦さん
私たちは、自分たちの生活をみんなでよりよくしていくことを目的に、有機農産物のPRや消費拡大に向けた出前講座を行っています。できるだけ国産のものを利用することは、日本の農業・漁業・畜産業を支え、自然環境を守ることにつながっています。
環境を積極的に守る持続可能なオーガニックの考えを広げるため、みんなで地産地消を進めていきませんか。

○市内在住の消費者 木佐森優美(きさもりゆみ)さん
以前からオーガニックについて知っていましたが、どこで購入できるかわかりませんでした。友人を通じ、オーガニックマーケットなど市内のオーガニック野菜の販売先を紹介してもらい、購入しています。
直接、生産者の顔がわかる関係で購入できる安心感があり、いつもおいしくいただいています。

■~Organic QUIZ~ オーガニッククイズ
Q.お米を育てる水田において、温室効果ガスの一つであるメタンガスを減らす効果的な取り組みがあります。
次のうちどれでしょう?
(1)常に水を張る。
(2)水を抜いて中干しする。
(3)毎日水を入れ替える。
(正解は本紙8ページへ)

■こども消費生活サポーターが生産者を訪問!
こども消費生活サポーターとは、持続可能な社会を担う人材育成を目的に任命された小学生のこと。SDGsに取り組む生産者を訪問し、つくり手の思いや生産者の工夫を学び、発信します。
8月17日、有機米生産者の松下さんを訪問。子どもたちは、農薬を使わずに雑草を生えにくくする「アイガモロボット」や、田んぼに生息するたくさんの生き物など、環境に優しい有機農業について学びました。

○アイガモロボット
スマートフォンの操作により水田を自律運行。水中の泥を巻き上げて日光を遮り、雑草の成長を抑制します。

問合せ:消費生活センター
【電話】643・3345

■“とんがりぼう”でも藤枝産の有機茶・有機米を取り扱っています
藤枝の茶文化や観光交流の拠点として、蓮華寺池公園内に移転オープンした「とんがりぼう(旧藤枝製茶貿易商館)」。ここでも藤枝セレクションに認定された有機和紅茶をはじめ、オーガニック関連の商品が販売されています。また、有機茶や有機米を使ったランチが食べられるイートインスペースもあります!
→有機茶使用の藤枝茶で“ほっと一息”つきませんか?

○とんがりぼう
場所:市内若王子701-1(蓮華寺池公園内)
営業時間:10:00~17:00
※11~2月は10:00~16:00
※ランチ提供は11:00~14:00
定休日:火曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
【電話】080・3642・3955

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