“幸せになるまち”藤枝づくり 令和5年度 市の予算(1)

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令和5年度予算は、市民が希望を持てるまちづくりを進めるため、「未来への成長基盤づくり」「次代を担う人づくり」を重点的、横断的に取り組む柱として掲げ、戦略的な予算編成を行いました。
その概要をお知らせします。

■過去最大の予算規模で“健康・安心・希望が叶うまちづくり”を推進
一般会計当初予算額：576億8,000万円
「心」(こころ)「な」ごみ「胸」(むね)踊(おど)る　「躍」動(やくどう)するまち藤枝

■市債残高を大幅に縮減し、基金残高を大幅に増加
◇平成20年度から15年間で市債残高を約354.2億円削減
国・県補助金などの財源を確保し、新規借り入れの抑制に努めた結果、市債(市の借金)の残高を大幅に削減しました。これにより、公債費も約22.9億円の削減が図られています。

◇平成20年度から15年間で財政調整基金残高を約44.2億円増加
基金には、緊急的な支出や収入の減少、将来の大規模プロジェクトなどへの備えとして積み立てする「財政調整基金」と、「未来を創るふるさと応援基金」などそれぞれの事業の目的に合わせて積み立てする基金があります。

■特別会計・企業会計の内訳
特別会計：予算額298億7,000万円
特別会計とは、特定の事業を行うために設ける会計です。一般会計とは区別されます。
・国民健康保険事業…138億　-円
・土地取得…2億9,700万円
・駐車場事業…2,900万円
・介護保険…136億7,900万円
・後期高齢者医療…20億6,500万円

企業会計：予算額334億9,300万円
企業会計とは、特定の事業を、その事業収入で経営する会計です。
・病院事業…251億4,600万円
・水道事業…39億500万円
・下水道事業…44億4,200万円

■一般会計の内訳(性質別、割合)
消費的経費：職員の給与や生活保護などの福祉費用、医療にかかる費用、一部事務組合の負担金など
・人件費…74億3,333万円　12.9%
・物件費…63億1,081万円　10.9%
・維持補修費…4億9,279万円　0.8%
・扶助費…137億6,190万円　23.9%
・補助費など…101億9,400万円　17.7%

投資的経費：道路・公園の建設などの都市基盤整備のための費用
・普通建設事業費…73億6,045万円　12.7%
うち、補助事業費…39億1,662万円　6.8%
うち、単独事業費…34億4,383万円　5.9%
・災害復旧事業費…3億8,640万円　0.7%

その他：市債を返済する費用、特別会計への繰出金など
・公債費…39億8,026万円　6.9%
・繰出金…34億2,795万円　5.9%
・その他…43億3,211万円　7.6%