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自治体の皆さまへ

災害から命を守るために ~「マイ・タイムライン」を作成しましょう~

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静岡県藤枝市

対象世帯に配布された「土砂災害マイ・タイムライン(令和4年3月配布)」と全戸に配布された「洪水災害版マイ・タイムライン(令和5年5月配布)」では、STEP1~4までの手順をわかりやすく解説し、ご自身やご家族の避難計画を立てることができます。
災害から命を守るため、必ず作成をお願いします。

近年、梅雨前線や台風の影響で、河川の氾濫や土砂災害による甚大な被害が全国各地で発生しています。
藤枝市においても、昨年9月の台風15号の影響で線状降水帯が発生し、山間部などで土砂災害や道路の崩落、そして市内各所で浸水被害が発生するなど、大変大きな被害となりました。
こうした自然災害は、いつ、どこで、どんな形で猛威を振るうか推測できず、なお一層の警戒と備えが必要です。
水害のリスクが高まった時に戸惑うことがないよう、自宅周辺の水害リスクを確認し、ご自身やご家族の避難計画を立てるなど、自らの命を守る避難行動を考えましょう。
藤枝市長 北村正平

■STEP1 ハザードマップで自宅周辺の水害リスクを調べるとともに、自分の避難先を決めましょう
「土砂災害・洪水ハザードマップ」を活用し、昨年の台風15号や過去の浸水履歴なども参考に自宅周辺の浸水リスクや土砂災害リスクを確認しましょう。
また、防災アプリ「藤枝市防災」で土砂災害・洪水ハザードマップ、避難情報や避難場所の情報を確認できます。(STEP3 参照)

■STEP2 避難計画を立てましょう
ハザードマップや防災アプリで調べたリスク情報をもとに、避難計画を立てましょう。
最寄りの指定緊急避難場所(地区交流センターなど)の確認や、家庭内での避難場所(親戚の家など)を決め、家族で共有しておきましょう。また、家族の緊急時の連絡先を改めて確認し、万が一の事態に備えましょう。
浸水や土砂災害の危険性が高い箇所を避けて避難場所までの避難ルートを設定したり、どのタイミングで避難を開始するか、家庭内で話して決めておきましょう。

◆普段からどう行動するか決めておきましょう
○行政が指定した避難場所への立ち退き避難
自ら携行するもの:
・マスク
・消毒液
・体温計
・持病薬
・お薬手帳
・飲料水 など
※STEP4参照

○安全な親戚・知人宅への立ち退き避難
普段から災害時に避難することを相談しておきましょう。
※ハザードマップで安全かどうかを確認しましょう。

○安全なホテル・旅館への立ち退き避難
通常の宿泊料が必要です。事前に予約・確認しましょう。
※ハザードマップで安全かどうかを確認しましょう。

○屋内安全確保
ハザードマップを活用し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
※土砂災害の危険がある区域では立ち退き避難が原則です。

■STEP3 気象・防災情報の入手方法を確認しましょう
○藤枝市水位・雨量観測システム
市内河川の水位や雨量を、数値や画像で確認できます。

○サイポスレーダー
県内の気象予報、二級河川の水位情報、台風情報、土砂災害警戒情報などを確認することができます。

○〔重要!〕防災アプリ「藤枝市防災」
同報無線の放送内容や防災気象情報、避難情報など藤枝市に特化した各種防災情報を取得できます。
※避難情報の発令など、市からの防災情報を確実に入手するために、「藤枝市LINE公式アカウント」や「キックオフメール」を利用しましょう。

■STEP4 避難に備えましょう
避難時に持っていく物を確認しましょう。家族構成や体の状態などを考慮し、下の表を参考に最低限必要となるものを普段から準備しておきましょう。

○マイ・タイムライン作成キットは、市ホームページからダウンロードできます。
・土砂災害版マイ・タイムライン(土砂災害警戒区域に住んでいる人が対象)
・洪水災害版マイ・タイムライン(市内全世帯が対象)

■「避難指示」で必ず避難を!

※1 市町村が災害の状況を確実に把握できるものではないなどの理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。
※2 警戒レベル3は、高齢者など以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり危険を感じたら自主的に避難するタイミングです。

問合せ:水害対策室
【電話】643・3516

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