藤枝大祭り・朝比奈大龍勢

19／29

・藤枝大祭り…10月6日(金)〜8日(日)開催
・朝比奈大龍勢…10月21日(土)開催

■特集連載vol.2「インタビュー編」
今年、同年開催予定の本市を代表する祭り「藤枝大祭り」と「朝比奈大龍勢」を3号連載で紹介します。今回は、それぞれの祭りの立役者へのインタビューと、参加する地区を紹介します。

○活気とにぎわいを取り戻した藤枝大祭りに
原区　青年団長　田中洋佑(ようすけ)さん
今年の藤枝大祭りは4年ぶりの開催となります。
その分、これまでの活気を取り戻し、大いににぎわうものとしていきたいです。
原区は比較的新しい地区でありながら、諸先輩方から代々その想いを継承してきました。他の区の良いところを積極的に取り入れ、皆でより良い区を作り上げています。幅広い世代の方々が参加しており、500人以上が参加しています。
コロナの影響で延期された分、藤枝大祭りにかける想いもさらに大きく膨らんでいます。大祭りに参加する全員で、これまでにない一番いい藤枝大祭りとしたいと思います。

○迫力ある龍勢をお届けします
朝比奈龍勢保存会　会長　石井慶久(ちかひさ)さん
朝比奈大龍勢は5年ぶりの開催となります。久しぶりの通常開催ということもあり、全ての龍勢連が龍勢作りに気合が入っています。
私は「龍勢づくりは人づくり」だと思っており、人の繋がりが地域との繋がりとなることや、皆が集まって心を一つにして打ち込むことができるのも龍勢の魅力の一つです。
ご覧いただく皆さんには桟敷に座ってゆっくりと龍勢を見てもらいたいと思います。また、打ち上げの合間に地元の“おいしいもの”を食べて飲んでいただくのも龍勢の楽しみ方の一つです。より高く、より迫力のある龍勢を皆さんにお届けします。

■藤枝大祭り　各町印の由来(その2)
○益津区　～三枡印～
益津区では入れ子になった三枡、正式には「隅立て三つ入子枡(すみたてみついれこます)」を町印にし、青年・中老・大老というすべての世代が力を合わせて大祭りを成功させようという和合の心を表したと伝えられています。

○岡出山区　～お組～
昭和52年に初めて参加したとき、岡・出・山の三文字をアレンジしたデザインに決定しました。爽やかに明るく春を告げる桜の花びらをもとに、活気に満ちた岡出山を表しています。

○千歳区　～千歳の松～
千歳区は大正10年に鍛冶町と吹屋町が合併してできました。
町名と町印は若一王子神社境内の八幡太郎義家のお手植えの松と伝わる「千歳の松」が由来になっています。

○長楽寺区　～蝶～
長楽寺の「長」を蝶で表し、初めは蝶が羽を広げただけのものを提灯屋の松浦定次郎が現在の形に整えたといわれており、「備前蝶(びぜんちょう)」「鎧蝶紋(よろいちょうもん)」と呼ばれる家紋がもととされています。

○白子区　～菊一定紋～
徳川家康の危機を助けた伊勢白子の小川孫三が移り住み、新白子と呼んだことが町名の由来です。明治になり町の長老が伊勢参りで菊一紋に目が留まり、町印にしたと伝わります。

■朝比奈大龍勢　各連の意気込み(その2)
○殿東組龍勢連
本番に向け、しっかりと準備していきたいです。若い人からベテランまで、広い年齢層の会員と年齢を超えた関係性が構築できているので、皆で集中して仲良く本番に臨みたいです。

○羽佐間龍勢連
羽佐間龍勢連は少数精鋭で臨んでいます。若い人もいるので、この伝統や技術をしっかりと伝承していきたいです。本番では、一致団結して取り組んでいきます。

○桂島龍勢連
桂島龍勢連には女性もおり、皆で心を一つにして龍勢作りを進めていきます。どの連よりも勢いよく、そして一番高くを目指して本番に臨みます。

○二ッ谷(ふたつや)龍勢連
龍勢をまっすぐ高く上げる技術を安定させ、正確に打ち上げたいです。そのために皆で経験を共有し龍勢作りを進めています。今年は「成功」を全員で分かち合いたいです。

■桟敷席を販売します
桟敷席でゆったり座りながら、迫力満点の藤枝大祭りと、朝比奈大龍勢を間近で観賞しませんか?

○藤枝大祭り
販売期間：前日まで(売り切れ次第終了)
料金：10月7日(土)…1席千円、8日(日)…1席3千円(小学生未満で膝にのせて座る場合は無料)
申し込み：直接、市観光案内所(【電話】647・1144)へ
※詳しくは、市観光協会ホームページをご覧ください。

○朝比奈大龍勢
販売期間：9月11日(月)～17日(日)(売り切れ次第終了)
料金：1席(90センチ×90センチ)　2千円
申し込み：申し込みフォーム、または電話で市観光協会(【電話】645・2500)へ
※1席を複数人で使用することはできません。

問合せ：観光交流政策課
【電話】643・3078