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脳卒中は予防、早期治療が大切です!

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静岡県藤枝市

重い後遺症や命に関わる脳卒中。脳卒中にならないために、そのメカニズムと予防方法について、市立総合病院の伊賀崎(いがさき)先生に聞きました。

■脳卒中ってどんな病気?
脳卒中は脳の血管が詰まったり、破れて出血したりして脳に障害を起こす病気です。脳の血管が詰まる脳梗塞と、脳の血管が破れて起こる脳内出血やくも膜下出血に分類され、総称して脳卒中と言います。
脳卒中は誰もがかかる可能性のある病気です。病気の程度はさまざまですが、命に関わることもあり、日本人の死因第4位の病気です。また、一度壊れた脳細胞は元に戻らないこともあり、後遺症が残りやすいことも特徴です。介護が必要になった主な原因として、認知症に次いで多い病気です。

■こんな時はすぐに救急車を!
脳卒中は急に起こります。くも膜下出血は人生で一番激しいといわれる頭痛が特徴です。脳梗塞や脳内出血では頭痛がないことも多く、脳の障害の場所に応じてさまざまな症状が出現します。代表的な症状としてFAST(ファスト)があります。顔のまひ(F…face)、腕のまひ(A…arm)、言葉の障害(ろれつが回らなかったり言葉が出てこない)(S…speech)などの症状があったら時刻(T…Time)を確認してすぐに医療機関に相談しましょう。
脳内出血やくも膜下出血は出血を抑えたり再出血する前に治療を始めることで、また脳梗塞は発症早期であれば点滴で詰まりを溶かす治療やカテーテル治療によって、それぞれ後遺症を少なくできる可能性があります。いずれも早期受診が大切です。

■普段から心がけたいこと
脳卒中に共通するリスクとして、生活習慣病があります。高血圧、コレステロール異常、糖尿病などを指摘されたらかかりつけ医に相談して適切な治療を検討してもらいましょう。禁煙や節酒、適度な運動とバランスのよい食事も大切です。
心房細動(しんぼうさいどう)などの脳梗塞の原因となる不整脈がある人は薬を飲み忘れないことも重要です。

市立総合病院の脳卒中科は、令和5年4月に開設された新しい科です。脳卒中の内科治療や原因検索に力を入れ、一度脳卒中で入院した人の後遺症が少なくなるように、また脳卒中の再発予防に必要な最善の治療を提供できるように、診療に取り組んでいます。
藤枝市立総合病院 脳卒中科医長 伊賀崎翔太 医師

問合せ:市立総合病院
【電話】646・1111

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