■乳がんのプチドック検査を受けてみませんか?
市立総合病院では、乳がんの早期発見に有効とされる3Dマンモグラフィを使用した「プチドック乳がん」を8月1日(木)から開始します。
日本人女性が生涯で乳がんになる割合は9人に1人といわれ、死亡率は年々増加しています。40〜50歳代に多くみられ、早期の段階では自覚症状がほとんどありません。
市立総合病院では、乳がんの早期発見に有効とされている「3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)」を用いて、検査を行います。従来のマンモグラフィ検査では、X線を一方向からのみ当てて、乳房を平面的に画像化(2D)していました。この3Dマンモグラフィでは、多方向から撮影し、収集したデータを複数枚の画像(断層像)として表示します。これにより、画像の抽出精度が高くなり、より正確な診断ができるようになりました。
乳腺エコー検査では、3Dマンモグラフィでは見えにくい柔らかい組織や小さなしこりを超音波で詳細に検査することができます。
このようにマンモグラフィ検査と乳腺エコー検査の2つを組み合わせることで、より精密かつ効率的に、小さいがんを見つけることが可能になります。
乳がんは早期発見により、乳房を温存しつつ治療を行うことで、治癒の確率も高くなります。この機会にぜひ、検査を受けてみませんか。
◇市立総合病院「プチドック乳がん」
検査開始:8月1日(木)~
検査項目:
・3Dマンモグラフィ検査
・乳腺エコー検査
検査料:9,900円(各単独検査の場合、3Dマンモグラフィ…10,060円、乳腺エコー検査…4,010円)
申し込み:7月22日(月)から、電話で市立総合病院健診センターへ(申し込み時に「プチドック乳がん」とお伝えください)
【電話】646・1117
問合せ:市立総合病院健診推進室
【電話】646・1117
<この記事についてアンケートにご協力ください。>