■第7回 日本一低い烏帽子山(えぼしやま)
今回は、本市にある「日本一」をひとつご紹介します。
内瀬戸にある烏帽子山は、江戸時代の旅日記「東街便覧図略(とうがいべんらんずりゃく)」にも東海道の名所として登場する、標高108.8メートルの小さな山です。その名は伝統的な被り物「烏帽子」の形に由来し、おにぎりのようなきれいな三角形をしています。全国には烏帽子山と名のついた山は80座近くありますが、本市のこの山は「日本一低い烏帽子山」としても知られています。
岩だらけの急坂を10分ほど登れば、小さな祠が祀られた山頂に達し、海まで広がる志太平野を一望。天気が良ければ富士山を見ることができます。また、この烏帽子山には、徳川家康が田中城攻略のために築かせた砦があったともいわれ、旧東海道を見渡す眺めの良さを思えば、さもありなんというところ。
自然と歴史を楽しむ場所としておすすめです。
■直近の周年事業スケジュール
8月10日(土)JC杯争奪全国少年少女サッカー大会
8月17日(土)おかべあかり展
8月24日(土)~文学館特別展「金子みすゞの詩」
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