※自主防災会の判断により、9月1日(日)に実施される場合もあります。
市では、いつ起こるかわからない大規模地震に備えるため、昨年度に引き続き夜間に南海トラフ沿いで大規模な地震が発生したことを想定した訓練を実施します。暗い中での訓練を通して地域や家庭内の安全対策を再確認し、防災意識の高揚を図りましょう。
■総合防災訓練
日時:8月31日(土)午後7時 地震発生
(または9月1日(日)午前8時30分)
※両日とも同報無線にて広報します
○地震の想定
南海トラフ沿いで巨大地震が発生し、市内全域で震度6弱以上の揺れを観測、家屋が多数倒壊したもの。
○市と自主防災会が共同で実施する訓練
会場:生涯学習センター
参加自主防災会:栄・小坂・上伝馬
主な訓練:
・物資配給訓練
・トイレ設営訓練
・居住スペース設営訓練
・給水訓練
■さまざまな手段で情報発信をしています
○アプリ「藤枝市防災」
本市に特化した各種防災情報を取得することができます。
○メール配信サービス「キックオフメール」
防災情報や同報無線の放送内容、市からのお知らせなどを受信できます。
○同報無線テレホンサービス(【電話】0120・17・5040)
同報無線の放送内容を電話で確認できる無料サービスです。放送が聞き取れなかった場合などにご利用ください。
○藤枝市LINE公式アカウント、X(旧Twitter)
防災情報をはじめ、市の取り組みやお知らせを発信しています。受信設定を行えば、希望する情報だけ選択して取得できます。
■自主防災会の訓練
○夜間避難訓練イメージ 午後7時 サイレン吹鳴
(1)安全確保
実際の地震発生を想定し、身の回りの安全確保を行います。
ご家庭内で安全確保について再確認する機会としてください。
(2)避難参集
各自主防災会で定められた方法で避難参集を行います。
※避難参集訓練については、安全旗の活用などにより実施しない自主防災会もあります。
(3)安否確認終了
自主防災会ごとに安否確認を行い、訓練終了となります。
○注意事項
・各自主防災会の判断により、9月1日の実施など日時を変更して昼間の訓練を行う場合もあります。各自主防災会の訓練計画は市ホームページをご確認ください。
・夜間の訓練に参加する場合は、ヘッドライトや懐中電灯などを活用し、安全面には十分に配慮して参加してください。
・児童生徒が参加する場合には、必ず保護者もしくは地域住民と一緒に参加してください。
■地震から家族を守るために今やっておこう!
○携帯トイレも備えよう!!
1月の能登半島地震では広い範囲で水道が止まってしまい、トイレの水を流すことができなかったり、下水道が破損して排泄物が流せなくなったりする被害が多く発生しました。避難所に行けば快適なトイレが使えるとは限りません。トイレを気持ちよく使うことができないと、体調を崩したり、災害関連死につながる可能性もあります。あなた自身と家族を守るため、「携帯トイレ」も備蓄しましょう。
携帯トイレ備蓄の目安
1日5回分×7日分(1週間)×家族の人数分
↓
5人家族だったら…
5回×7日分×5人分=175回分!!
ホームセンターなどでさまざまな製品が販売されているので、家族の人数や使用回数を想定して備えましょう。
■感震ブレーカー設置補助
感震ブレーカーは、地震の揺れを感知すると自動的に電気の供給を遮断し、電気火災を防ぎます。市では、設置にかかる費用の一部を助成しています。
○補助金
一般世帯:設置費用の3分の2(上限5万円)
特例世帯:設置費用の10分の10(上限10万円)
※特例世帯とは
一般世帯のうち、要介護3以上の認定を受けた人、身体障害者手帳(1〜4級)・精神障害者保健福祉手帳(1〜3級)・療育手帳の交付を受けた人がいる世帯のこと
■家具転倒防止器具取付サービス
過去の震災では、死亡者の10%、負傷者の46%が家具の転倒、落下が原因だったという調査結果が出ています。本市では、家具の転倒防止に効果的とされるL型金具やベルト式器具での家具固定を、5台まで無料で行うサービスを実施しています。
■知ってますか? 南海トラフ地震臨時情報
「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合に、気象庁から発表される情報です。情報はテレビやラジオ、インターネットなどで皆さんに伝達されます。
※1 想定震源域のプレート境界でM8.0以上の地震が発生
※2 想定震源域、またはその周辺でM7.0以上の地震が発生(ただし、プレート境界のM8.0以上の地震を除く)
※3 住民が揺れを感じることがない、プレート境界面のゆっくりとしたずれによる地殻変動を観測した場合など
問合せ:
地域防災課【電話】643・2110
大規模災害対策課【電話】643・3119
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