■市内の外国人住民のことをもっと知ろう
袋井市は、人口当たりの外国人の比率が約6・6%と県内の市町の中でも4番目に高く、外国人住民の数も5,774人(9月1日時点)と、市内の小学生の数を上回っています。最も多い年齢層は、20代で、近ごろは、通勤している外国人をよく見かけるようになりました。
◇就労資格を持つ外国人の増加
外国人が日本で中長期にわたり滞在するためには、「在留資格」が必要です。在留資格は、『居住資格』と『就労資格』の大きく2つに分けられます。
市内の在留資格別の外国人の割合を見てみると、「永住者」、「定住者」、「日本人・永住者の配偶者等」といった就労に制限のない『居住資格』が70%と大半を占めており、その多くは日本人の子孫であるブラジル国籍の方など、日本にルーツを持つ方です。一方で、近年では、ベトナムやインドネシアなど東南アジアから、「技能実習」、「技術・人文知識・国際業務」、「特定技能」などの『就労資格』を持ち、就労を目的に居住する外国人が増えてきています。
その理由の一つに、2019年の法改正により、在留資格「特定技能」が新たにつくられたことなどが挙げられます。日本経済を維持するため、今後も外国人の受け入れが拡大される方針であり、本市でも、さらに外国人住民が増えていくことが予測されます。
市の在留資格別外国人人口
(令和6年4月1日現在)
◇まずは挨拶から始めてみよう
多くの外国人住民が暮らすようになった袋井市では、地域、学校、職場で、外国人がより身近な存在となってきました。同じ地域で暮らす一員として、まずは、笑顔で挨拶をすることから始めてみませんか。きっと相手を知るきっかけになるはずです。
問合せ:多文化共生推進課 多文化共生係
【電話】44-3138
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