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地域おこし協力隊通信(2)

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静岡県袋井市

■ほんまのはなし
地域おこし協力隊
本間 正人

5月、浅羽海岸の防潮堤に松の苗木を植える「植樹会」に参加しました。8年目となる今回は天気にも恵まれ、子どもから高齢者まで多くの方と一緒に、約700本の苗木を植えました。子どもたちの姿を見ていると、大人になった彼らが大きく育った松の木陰で海を眺めている姿が目に浮かび、「この松が無事に育ってほしい」と強く感じました。

◇日常に根付く「松」の存在
松は塩分への耐性が強いため、全国各地の海岸に植えられ、まちを風や波から守っています。
海岸に広がる松林は、誰もが想像する日本の沿岸地域の情景でしょう。本市にも、「一本松」という交差点やバス停、さらには「亀の松」という昔話もあり、松が日常に根付いていることが想像できます。
しかし、近年は全国的に松枯れが問題となっており、その情景が失われつつあります。
松枯れの原因は複数あります。その中でもマツノマダラカミキリ(通称…松くい虫)による被害が多く確認されています。浅羽海岸でも様々な対策を行っているそうです。沿岸部の環境は、継続的な保全活動によって守られているのですね。

◇美しい海を守るために
環境を維持するためには、保全活動や携わる方々を広く知ってもらうことも大切だと思います。
そこで、7月に開催された「浅羽海岸クリーン作戦」に参加し、にぎわいづくりのためのミニイベントを実施しました。今後も地域で活動している方々の情報発信やイベントの企画などを通じ、多くの方が海に足を運んでいただけるよう、活動の輪を広げていきます。

問合せ:企画政策課社会連携推進係
【電話】44–3158

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