■「発達障害」について正しく知ろう〜やさしい社会を目指して〜
皆さんは、「発達障害」についてどの程度理解していますか?
「発達障害」とは「自閉症」「注意欠陥・多動性障害」「学習障害」などの総称でそれぞれ特性があります。特性を正しく理解することで、「発達障害」の人の行動や言動から生じる誤解を防ぐことができます。障害について正しく理解するため、特性や啓発活動についてお伝えします。
◆誤解されやすい「発達障害」
発達障害の人はその特性から周囲に、「自分勝手」、「努力が足りない」、「親の育て方が悪い」などと誤解されることがあります。これらは障害の特性に起因するもので、本人や家族は誤解により深く傷ついてしまうことがあり、周囲の正しい理解がとても大切です。
◆「発達障害」を知るための取組
「発達障害」と診断される人は、国内外で増加傾向にあり、啓発活動が世界規模で行われています。毎年4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」であり、シンボルカラーの青を用いた啓発が行われます。日本でも4月2日から8日までを「発達障害啓発週間」としており、市では、啓発週間にあわせ、図書館での関連書籍の特設ブース設置や関連施設へのポスター掲出などを行っています。
世の中には障害がある人が多くいることを理解し、尊重し合う気持ちを持つことで、やさしい社会が実現します。まずは、この機会に「発達障害」についての理解を深めましょう。
○主な発達障害と特性の例※
※特性は一例であり、個人差があります。ASDとADHDは知的な遅れを伴う場合があります。
問合せ:しあわせ推進課 障がい者福祉係
【電話】44-3114
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