《特集》市の企業誘致活動～人と企業に選ばれるまちを目指して

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目まぐるしく社会情勢が変化する中、市の将来都市像を実現するためには、市政運営の課題になっている人口減少問題や財政基盤強化への対応等、一層の地域経済活性化が必要です。市では「人と企業に選ばれるまち」を掲げ、産業の継続的な発展を目指して、市の強みを最大限に生かし、経済活動の地方分散にも対応しながら企業の定着と誘致を積極的に推進します。

■裾野市企業立地方針の策定(令和4年9月)
戦略的に企業定着・誘致を推進するために「裾野市企業立地方針」を策定しました。
今後、市が持続的な発展を目指していくためには、市内企業の流出を抑え、市外企業の積極的な誘致を行う必要があります。そのために企業立地の環境整備と事業用地の確保を推進する方針を立てました。

◇ワンストップサービス
企業立地の相談や市内に立地している企業からの相談を渉外課によるワンストップで対応します。また、開発や建築、環境等の各種関係機関との必要な相談等を伴走型で支援します。企業の立地に関する市の窓口を一本化してスピード感のある企業支援を行います。

■誘致企業との立地協定締結(令和5年1月)
市では、アイリスオーヤマ(株)の新工場立地を支援し、工場を稼働させるための雇用を地元から優先採用することや、裾野市へ移住し勤務する従業員を支援する協定を締結しました。
市は新工場稼働による経済波及効果額を、200億円超と試算しています。地域経済の活性化が図れるものと期待ができます。

■新たな企業立地に向けて
企業立地を推進するための課題は、市内外からの事業拡大や進出要望に応えるための事業用地の確保です。
市では、戦略的な土地の有効活用や新たな事業用地候補地選定に向けた工場立地適地調査を実施します。
また、民間遊休地の情報収集を実施し、有効な土地利用を働きかけ、企業立地を実現させていきます。

■企業が取組む地域貢献活動
市内の企業の多くが、地域貢献活動に力を入れています。公園などの公共施設の美化活動やパノラマロード沿いの花の植栽、平松南バス停歩道沿いの植栽など、様々な活動を行っています。
また、市内小中学校の授業への協力や再生紙の寄附など、学校への地域貢献活動も行っています。

■企業が取組む工場緑化等環境活動
工場というと「周辺環境に影響が出てしまう」などのイメージがありますが、市内の多くの企業が積極的な緑地の整備や工場稼働電力にクリーンエネルギーを導入しています。

問合せ：渉外課
【電話】995-1858