■職員の採用の強化
◆多様な人材確保に向けて
現在、全国的に地方公務員の人材確保に課題が生じています。市でも、ここ10年近く採用試験の受験者の減少が続いていて、能力のある人材の確保が難しくなっていると考えています。
そこで、市では、受験者の増加や多様な人材確保を目指し大胆な改革に取り組んでいます。
○令和4年度の取り組み
より人物に重きを置いた選考方法を採用し、受験者の負担を軽減するための取り組みをしました。
・第1次試験を教養試験から民間採用で広く採用されている適性検査「SPI3」に変更
・第1次試験の会場を、市内の会場と全国に開設されるテストセンターに設定
・第2次試験の面接試験をWeb形式に変更
・「一般事務」「土木技師」について、職務経験者の職種区分を新設
○令和5年度の取り組み
・民間企業との人材争奪戦に遅れをとらぬよう試験時期を1カ月前倒しして実施
・市内の駅や商業施設にポスター掲示をし、採用試験をアピール
○取り組みの効果
一般事務の応募者数が、令和3年度42人から令和4年度111人へと2.6倍に増加しました。また、一般事務への経験者からの応募が18人あり、1人を採用しました。
今後も、さらなる受験者の増加を目指して、より大胆に挑戦していきます。
問合せ:人事課
【電話】995-1806
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