すそのびとNo.51

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◆静岡県警裾野署長
清水正純(まさよし)さん(56歳)

令和5年3月に裾野警察署長に着任した清水さん、刑事警察に携わり30年、主に知能犯罪を担当し、警察庁捜査第二課に出向した時は、汚職事件や選挙違反、経済事件などを担当していました。
着任時に署員に対し「警察のあるべき姿は悪や犯罪、危機に強く、困っている人には優しく」と話し、『署員が助け合い、得意分野で最大限の能力を発揮する』『市民との交流を大切にして困っている人に優しくする』『仕事に達成感を得て家族とのふれあいを楽しむ』の3つを指示したそうです。
清水署長は「現在、裾野警察署管内の裾野市内、長泉町内では振り込め詐欺は減少していますが、交通事故は増加傾向にあり、通学路の安全走行、速度超過や交差点での事故防止などを強化していきたい」、「管内で勤務するのは初めてですが、3年前まで市内に住んでおり、30年ほど裾野で子育てしてきたので、思い入れもあるまち。住み慣れたまちでありいわば地元。地元に恩返しをするつもりで、治安維持に取り組みたい」と話しました。
趣味は狩猟、40代の時に農家の鳥獣被害を減らすために始めたそうで、地元の猟友会に入り猟期の休日は仲間と狩りに出かけるのが楽しみ。　裾野市を『地元』と想いを寄せる署長が、笑顔溢れるまちを実現するため、地域の治安維持に全力で取り組むことは、大変頼もしく心強いです。