すそのびとNo.52

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◆中高生の学習支援で子どもたちへ学びの機会
坂田佳代子さん(上城)

坂田さんは、民間企業の外国人コンサルタント秘書や海外支援機関での勤務、約20年に渡る高校の英語非常勤講師など、英語に長く携わってきました。「子どものせいではないさまざまな要因がその子がチャンスをつかむことの障壁にならない工夫をすることは、地域社会にも必要なことです。将来に希望を持ち自己実現に向かって頑張る子どもを応援したいと思い学習支援を始めました」と活動への想いを話しました。
中学1年～3年の生徒が通う学習支援の場「竹の子」は7月から富岡支所で始まりました。「募集をしても人が集まるのか不安でしたが、社会福祉協議会や市民活動センター、スクールソーシャルワーカー、学校の先生などの協力があり、すぐに定員に達することができました」とたくさんの人の協力があっての活動だと坂田さんは強調しました。
令和4年に、日本国際ボランティアセンターで社会人インターンとして1年間勉強をしたという坂田さん。「学習支援に無償で協力してくれる人(特に中高生レベルの数学を教えられる人)がいたら一緒にやりたいですね。また、ゆくゆくは海外で困難な状況下でも勉強したいと思っている子どもたちを応援する活動もしたいです」と今後の活動への意気込みを話してくれました。