119番通報してから救急車が現場に到着するまで約9分かかり、救急隊が傷病者に接触して処置をするには、更に数分必要です。一般に心臓が停止すると、命が助かる可能性が時間と共に減っていきます。救急車を待つ間に救急現場に居る皆さんが心肺蘇生、AEDで除細動を行うことが傷病者の社会復帰の可能性を高めます。傷病者のために勇気を持って心肺蘇生を始めることが大切です。
◆救急車が来るまでに、用意しておくと便利なもの
・保険証や診察券
・お金
・靴
・普段飲んでいる薬(お薬手帳)
◆乳幼児の場合はさらに
・母子手帳
・紙おむつ
・ほ乳瓶
・タオル
◆救急車が到着したら、こんなことを伝えて下さい
・事故の状況や体調が悪くなってから、救急隊が到着するまでの様子やその変化
・行った応急手当の内容
・具合の悪い人の情報(持病、掛かりつけの病院やクリニック、普段飲んでいる薬、医師の指示など)
◆オートショックAEDをご存じですか
重症不整脈に対する治療法としてAEDが広く普及していますが、オートショックAEDは、電気ショックが必要な場合にボタンを押さなくても電気ショックが実施されます。
カウントダウンやブザーなどの音声メッセージの後に自動的に電気ショックが行われますので、傷病者から離れることが重要です。
画像提供:JEITA一般法人電子情報技術産業協会
◆救命講習を実施しています
事業所などの団体で救命講習を希望する場合、参加人数が10~30人であれば、別途開催します。
富士山南東消防本部ウェブサイトへ問い合わせてください。
問合せ:富士山南東消防本部警防救急課
【電話】972-5803
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