◆パリオリンピックセーリング競技銀メダル
岡田奎樹(けいじゅ)さん(トヨタ自動車東日本(株)所属)
パリ2024オリンピックセーリング競技に出場した岡田さんが、男女混合470級で銀メダルに輝きました。東京オリンピックに続き2大会連続の出場で、セーリング競技で日本人選手がメダルを手にしたのはアテネオリンピック以来の20年ぶりです。
岡田さんはトヨタ自動車東日本(株)東富士総合センター所属で、5歳の時から父親の影響でセーリング競技を始めて、以来セーリング一筋。「セーリングの魅力は大自然を見て、感じることができるところです。クジラなどを見ると感動します」と話します。岡田さんは吉岡美帆選手(ベネッセ所属)と東京オリンピック後にペアを組んで3年。艇体のかじ取りと大きな帆を操作する司令塔を担うのが岡田さん。「オリンピックではいい風を読んで独自の進路で進むことができました。メダル争いのレースだったので、自分自身を追い込み、今までに味わったことのないスリルがありました。でも楽しいレースでした」と振り返りました。
「裾野の皆さんのたくさんの応援、ありがとうございました。地域や会社のみんなの応援の力がすごかったです。スポーツは悔しい、うれしい、もどかしいなどいろんな感情、感受性を育むものだと思います。ぜひスポーツを楽しんでほしいです」と話しました。
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