市議会2月定例会が、2月15日(木)から3月18日(月)までの33日間の日程で行われました。条例改正や補正予算など40案件が審議されました。主な議案を紹介します。
◆一般会計補正予算(第10回、第11回)
既定の予算総額に6,700万円(第10回)、5,100万円(第11回)を追加し、歳入歳出予算額をそれぞれ218億3,600万円としました。
○地方交付税について(9,510万円)
普通交付税の追加交付により歳入を追加します。特別交付税の見込みにより歳入を増額します。
○国庫支出金について(1億7,649万円)
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金により歳入を増額します。
○基金積立金(1億5,000万円追加)
令和6年度に子ども医療費助成事業と予防接種事業に活用するため特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金への積み立てに追加しました。
○土木費について(1億7,192万円)
国庫補助金の追加内示に対応し、裾野駅周辺整備費を増額します。
○衛生費について(△1億2,435万円)
実績見込みにより新型コロナウィルスワクチン接種事業費を減額します。
○寄附金について(5,000万円)
寄附の受け入れに伴い、公園費寄附金、小学校費寄附金としてそれぞれ基金へ積み立てます。
◆議案
○令和6年度各会計の当初予算
「戦略から実動へ」移行するための予算として、当初予算編成としては過去最大の予算となりました。総額は215億6,200万円、前年度当初予算と比べて17億3,900万円、8.8%の増です。
○公の施設の指定管理者について
4月1日から令和9年3月31日の3年間にかかる市民文化センター、市民文化センター図書室の指定管理者を指定しました。
○裾野市立学校等設置条例の一部を改正することについて
令和5年3月に策定した裾野市学校教育施設再編基本計画に基づき、向田小学校を閉校するため、条例の一部を改正しました。
○裾野市福祉保健会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正することについて
裾野市老人福祉センターの廃止及び裾野市こども家庭センターの設置に伴い、条例の一部を改正しました。
○副市長の選任について
○教育長の任命について
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■令和6年度一般会計補正予算(第1回)
既定の予算総額に歳入歳出それぞれ1億1,500万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ216億7,700万円としました。
○国庫支出金(8,949万円)
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金・デジタル田園都市国家構想交付金により歳入を増額します。
○商工費について(7,970万円)
中小企業等物価高騰対策支援金事業のため、増額します。
○総務費について(2,555万円)
災害対策システムデジタル化推進事業・次世代人材育成事業・オンライン市役所事業について増額します。
○教育費について(702万円)
公立幼稚園DX事業・次世代人材育成事業・旧植松家住宅維持補修事業について増額します。
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